100名城さんぽ

日本100名城さんぽ/戦国の世に思いを馳せて

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郡山城さんぽ【スタンプと見どころ】/日本100名城(広島県安芸高田市)Japanese castle

 

日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!今回は郡山城を紹介しています!(2024年3月)

 

 

マップ

 

郡山城のマップです。

 

①安芸高田市歴史民俗博物館

②毛利元就の墓

③本丸

 

上記の順番で回りました。

 

安芸高田市歴史民俗博物館


今回は車で郡山城へ行きました。

 

まずは郡山城へ向かう前に城の麓にある安芸高田市歴史民俗博物館へ寄りました。尚、車は安芸高田市歴史民俗博物館から2.3分ほどの場所にある郡山城駐車場へ無料で停めました。

 


安芸高田市歴史民俗博物館は入場料300円となっています。

 

また100名城スタンプも置かれているので集めている方はお忘れないよう気をつけてください。

 


安芸高田市歴史民俗博物館には安芸高田市や毛利元就に纏わる物が展示されています。

 

一文字に三つ星の毛利家家紋が印象深いですね。

 

 

続いて郡山城です。

 

郡山城は戦国時代で人気の武将、毛利元就の居城としても知られています。

 

 

郡山城は吉田盆地を見渡す可愛川と多治比川の合流地点北側に築かれています。

 

また戦国期最大級の東西1.1キロ、南北0.9キロに敷地を持つ山城となっています。

 

 

駐車場です。

 

駐車場は山道の入り口付近にあり、ここまで車で来ることもできます。自分も今回ここに車を停めました。

 

 

まむし注意の看板です。

 

山城は山道を進むので野生動物がいるのは覚悟していますがまむしは怖いですね。

 

 

山道入り口です。

 

石碑にも記載してありますがこの先に毛利元就の墓もあります。そして本丸まではおよそ25分から30分ほどの距離となっているようです。

 

毛利元就の墓

 

山道です。

 

郡山城の築城時期は不明ですが、城内にあった満願寺や祇園社(今の清神社)などは築城以前から建立されていて、15世紀後半には毛利氏の居城になっていたとされています。

 

 

山道が続きます。

 

郡山城は16世紀中頃の毛利元就時代に城郭化していったと言われています。

 

 

毛利元就の墓です。

 

墓所は上下二段に分かれていて、下段には明治期に作られた毛利氏歴代の墓所、上段に元就の墓所と百万一心碑があります。

 

また元就の墓所はさらに前域・後域に分かれていて前域には寄進を受けた燈龍が並び、後域に元就の遺灰が埋葬されている墓があります。

 

そして毛利元就の葬儀が執り行われた新暦の7月16日には、毎年墓前祭が行われています。

 

ここは郡山城の中の見どころの一つとなっていてネット番組のリハックでも安芸高田市の石丸市長が墓所についての説明をしていました。

 

 

洞春寺跡です。

 

洞春寺は毛利元就の菩提寺として輝元が創建しました。墓所がある段を中心に建物があったと考えられています。

 

 

毛利一族の墓所です。

 

毛利時親から豊元まで八代にわたる毛利家当主の合葬墓となっています。

 

 

休憩所です。

 

自動販売機などはありませんが腰をかけることはできるかと思います。山城散策は大変なので身体に疲れを感じたら無理せず休憩しながら散策するほうがいいかと思います。

 

 

本丸登山口です。

 

ここまでは道も整備されていてスムーズに進むことができましたが、この先は更に山道となっていきます。

 

 

登山道です。

 

先ほどより更に山道になってきました。ただこうして完全に山の中に入ると普段の生活を忘れてリフレッシュできるのでいいですね。

 

 

石碑です。

 

本丸まで350mと出てきました。

 

本丸

 

卸蔵屋敷跡です。

 

卸蔵屋敷跡は東西20メートル、南北30メートルの敷地を持ち、一部に石垣が残っています。

 

 

土塁跡です。

 

 

階段です。

 

当時も山城はこうした階段だったんでしょうか?敵の侵入を阻むためにも利便性より守りということなのかもしれないですね。

 

 

二の丸です。

 

二の丸は本丸の南側に繋がっていて、高さ3メートルの石垣も残っています。

 

 

本丸です。

 

本丸は郡山の山頂(標高390m、比高190m)に位置しています。一辺は約35mの曲輪で、北端に一段高くなった櫓台がありました。

 

 

本丸の石碑です。

 

毛利元就はここを本拠城として中国地方の統一を成し遂げ、西国の覇王と呼ばれるようになったんですね。

 

 

郡山城からの景色です。

 

郡山城の構造は山頂の曲輪を中心に12本の尾根、更に谷や山道などの地形を利用した複雑な構造になっています。

 

そして城からの景色ですが街は当時と違うと思いますが、山々の風景などは毛利元就が見ていたものと近いのかもしれないなって思いました。

 

100名城スタンプ

 

今回は安芸高田市吉田歴史民俗博物館で100名城スタンプを押しました。

 

 

1.安芸高田市吉田歴史民俗博物館に100名城スタンプが設置されてます。

 

★郡山城

【時間】  いつでも
【休み】  無休
【料金】  無料
【場所】  広島県安芸高田市吉田町吉田字郡山
【アクセス】JR向原駅→タクシー
【電話番号】0826-42-0070

 

★安芸高田市吉田歴史民俗博物館

【時間】  9:00~17:00
【休み】  月曜日、年末年始
【料金】  300円

 

 

終わりに

 

ここまでが郡山城さんぽ編になります。

 

今回郡山城を見て回りましたが、郡山城の見どころは主に毛利元就の墓や本丸、城からの景色になるかと思います。

 

元就は知将としても名高く人気で西国の覇王とも呼ばれていました。また元就は75歳と平民30代、武士40代と言われた戦国時代では長生きをした人物といえると思います。生き残ることは戦国の世で一つの正義だったと思いますしこれだけ長生きできたのはやはり凄いことだと思います。

 

今回そんな元就の居城の本丸や、元就の墓を見て感慨深いものがありました。そして城からの景色、山道などはまさに山城ならではの景観で普段の気分をリフレッシュすることができました。また安芸高田市に来たら郡山城にぜひ立ち寄ってみたいと思います。

 

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