100名城さんぽ

日本100名城さんぽ/戦国の世に思いを馳せて

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福山城さんぽ【スタンプと見どころ】/日本100名城(広島県福山市)Japanese castle

 

日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!今回は福山城を紹介しています!(2024年3月)

 

 

マップ

 

福山城のマップです。

 

①筋金御門

②本丸

③天守閣

 

上記の順番で回りました。

 

筋金御門


今回は車で福山城へ行きました。車は福山城の有料駐車場へ停めました。

 

福山城の駐車場には博物館と美術館が隣接しています。

 


城内です。

 

福山城は徳川家康のいとこである水野勝成が築城した10万石の巨城でした。

 

1万石大名の年商は7億5千万でその10倍となれば凄い額というのはわかります。同じ徳川家では本多忠勝も10万石ほど言われています。

 

 

三の丸です。

 

三の丸は本丸の西側に位置しています。

 

 

水野勝成が福山城を造ったときはそもそも新たな築城は禁止されていました。しかし西国鎮衛のため水野勝成は特別に築城を許されました。そして5重の天守と20基を超える櫓を完成させました。

 

 

城壁と狭間です。

 

四角狭間から鉄砲で敵陣を狙えることが確認できます。

 

 

松の木です。

 

かなり特徴的な形をしていたので写真を撮りました。やっぱりお城や日本庭園と松の木ってマッチしますよね。

 

 

石垣です。

 

福山城の石垣は多くは打込接で、二の丸の石垣はほとんど当時の物となっています。また三の丸を含めた石垣は一二三段と呼ばれ、平山城特有の見事な縄張りとなっています。

 

 

水野勝成の像です。

 

水野勝成は福山藩初代藩主で鬼日向の異名を持つ名君でした。

 

 

筋金御門です。

 

福山城の正門で築城当時の姿を残している国の重要文化財となっています。

 

本丸

 

本丸です。

 

天守閣が見えますが、その他に伏見櫓を含めた5つの建造物が復元されています。

 

 

鐘櫓です。

 

本丸西側に位置していて、はじめは鐘を吊り太鼓を懸け、時の鐘と1時間の太鼓をうっていたといわれています。

 

 

湯殿です。

 

伏見城から移築したもので国宝に指定されていました。石垣の上に張り出した懸造と呼ばれる建築方式で、福山城と仙台城でしか見ることができない様式となっています。また現在は貸館施設としても利用されています。

 

 

伏見櫓です。

 

伏見城松の丸にあったものを福山城へ移築した痕跡が残る、全国にも例がない貴重な建物となっています。3重3階建ての望楼型で国の重要文化財に指定されています。

 

 

月見櫓です。

 

京都伏見城内から移築されたといわれていて、追手側と入川方面の東南を監視できる建物となっています。また1階には岩落としがあり古い建築様式であることがわかります。現在は令和の改修で貸館施設としても利用されています。

 

 

鏡櫓です。

 

本丸東側に位置していて、月見櫓から北へのびる掘で繋がれていて6間と4間の広さを持っていました。現在は福山についての資料が置かれる文書館として利用されています。

 

天守閣

 

天守閣です。

 

福山城の天守閣は5層6階で、3階の小天守を接合する層塔型複合天守となっています。また1階から4階までが鉄板張りと全国でも唯一の造りとなっています。

 

 

天守閣の入場料は500円で入館できる人数は時間ごとに分かれています。

 

基本予約しないとスムーズに入れないと思うのであらかじめ予約しておくことをオススメします。

 

 

福山城の天守は太平の世を表す華美なもので、1層目の南北面と2層目の東西面は比翼入母屋(ひよくいりもや)、その他の各層は唐破風(からはふ)・千鳥破風(ちどりはふ)といった2種類の破風を用いられています。

 

 

天守内です。

 

天守内は現在福山城博物館として改装されていて、館内は綺麗な造りとなっています。また館内は企画展示室、水野家、阿部家、シアターなどの展示室に分かれています。

 

 

シャチホコです。

 

左側が初代シャチホコで右側が二代目シャチホコのようです。どちらかというと初代のほうが愛嬌があるように感じます。

 

 

ゲームです。

 

福山城内にあった当時を体験できるゲームですがこれはとても面白かったです。馬で一番槍を目指すんですがこれがなかなか奥が深かったんです。

 

ゲームを始める前に注意をよく読んでくださいと係員さんに言われます。これがなかなか深みのある言葉となっています。これはヒントです!福山城に行ったらぜひこのゲームをやってみてください。

 

 

皮包茶糸威二枚銅具足です。

 

これは水野勝成が愛用していた鎧となっています。兜についているのは鬼瓦でしょうか?戦国の具足はこういうポイントで自分なりのオシャレしているのも面白いですよね。

 

 

最上階の展望台(天空の間)です。

 

福山城の天守閣は外に出て360度の景色を楽しめるタイプとなっています。

 

 

天守からの眺めです。

 

水野勝成がこの地に福山城を築いたのは城背の北側を山陽道が通り、南側は内海で、外港は鞆の浦といった、海陸共に交通の要衝地であったことが要因だと言われています。その理由もこの天守からの眺めで確認できるかもしれないですね。

 

100名城スタンプ

 

今回は福山城天守閣で100名城スタンプを押しました。

 

 

1.天守閣内に100名城スタンプが設置されてます。

 

★福山城

【時間】  9:00~17:00(9月~3月)
      9:00~18:30(4月~8月)
【休み】  月曜(祝日の際は翌日)、年末
【料金】  200円
【場所】  広島県福山市丸之内1-8
【アクセス】JR福山駅
【電話番号】084-922-2117

 

 

終わりに

 

ここまでが福山城さんぽ編になります。

 

今回は福山城を見て回りましたが、福山城の見どころは筋金御門や伏見櫓を始めたとした復元された櫓、更に天守閣になるかと思います。

 

全体的に見どころの多い福山城ですが特に見ごたえがあるのがやはり天守閣ですね。そしてこの天守閣は予約をしておくことをオススメします。

 

天守閣では「金箔押鯰尾形変わり兜」がかなり気になりました。天守内で写真を撮れる場所は限られているので今回は載せていませんが行ってみたらぜひ見てほしいです。また天守のゲームもとても面白いので時間があればオススメです。また機会あれば福山城へ行ってみようと思います。

 

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