日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!今回は津山城/鶴山公園を紹介しています!(2024年3月)
マップ
津山城のマップです。
①表門
②二の丸
③備中櫓
上記の順番で回りました。
表門
今回は車で津山城へ行きました。車は津山城下にある観光センター無料駐車場へ停めました。
かっぱの像です。
かっぱの像は観光センターの前だけではなく津山市の色んなところにあります。これは吉井川にかっぱが生息していたというカッパ伝説が残っているからのようです。
そして津山では方言でかっぱをごんごと呼びますが、このごんごはその名前がついた通りがあったり祭りがあったりと津山の名物となっているようです。
観光センター内です。
津山に関する情報を収集できてお土産も売っています。駐車場を止めさせてもらったのでお土産も買わせてもらいました。
B'zの稲葉浩志さんの写真です。
稲葉浩志さんは岡山県津山市出身で津山でソロライブを行ったこともあります。そのため観光センターに写真が飾られているのかなって思いました。
観光センターから徒歩ですぐの場所に津山城はあります。また道中には森本慶三記念館、つやま自然のふしぎ館などもあります。
津山城です。
石畳の道に木々が立ち並んでいます。津山城は日本さくら名所100選にも選ばれているのでこの通りが桜満開になると見ごたえがある光景だろうなって思いました。
忘れ去られた石です。
石山登山道近くの谷川で見つかった石です。矢穴が残されているため城に使われる石として加工されていたようですが、何らかの理由で築城現場まで運ばれなかったため忘れ去れらた石と呼ばれています。
森忠政の像です。
森忠政は津山城の初代藩主で、本能寺で織田信長を守り悲運の最期を遂げた森蘭丸の弟です。蘭丸の死後は家督を継ぎ、豊臣秀吉や徳川家康に仕えました。
石垣です。
津山城の石垣は野面積み、打ち込み接ぎ、切り込み接ぎと三種類の石垣で造られています。
表門跡です。
この先は有料区域となっています。まだ開園の前のため門が閉まっています。当時はここに大きな櫓門があったかと思うと城を攻略する難しさを感じますね。
二の丸
券売所です。
表門の券売所の開園時間を待って中に入りました。開園時間は8:40からで入場料は310円でした。
券売所から入ってすぐの場所です。
この辺りはライブカメラがついているようなのでネットでリアルタイムの映像を確認することもできます。
鶴山館です。
鶴山藩の学問所として1871年に設立しました。
三の丸です。
元々三の丸には17の建造物と11の門が存在していました。
三の丸にはつるまる広場などもあり、季節によってイベントなども開催されています。
表中門跡です。
二の丸と三の丸を繋ぐ門跡で高石垣に囲まれています。石階段の幅も広く景観も素晴らしいです。
四足門跡です。
四足門は大手の二の丸入り口にある門跡です。門は廃城後に中山神社の神門として移築されました。
二の丸です。
元々二の丸には12の建造物と7つの門が存在していました。
時代劇に出てきそうな風景ですが、この並木が春の季節に満開の桜となると思うとその景色が見たいなって気分になりますね。
切手門跡です。
切手門は二の丸から本丸表鉄門へ至る間の通路を仕切る大型の櫓門でした。
備中櫓
本丸です。
元々本丸には31の建造物と15の門が存在していました。また現在の本丸は開けた広場となっていて、復元された備中櫓や天守台などがあります。
本丸にあるベンチです。
休憩できて、街も渡すことができるスポットとなっています。
備中櫓です。
備中櫓は外観が漆喰仕上げで通常と同じ櫓ですが、建物内は御殿仕様となっています。そのため当時の備中櫓には城主、もしくは城主に近い間柄の女性が生活をしていた場所だと考えられています。
備中櫓は無料で見学することができます。また100名城スタンプも置かれているので集めている方はお忘れないよう気をつけてください。
備中櫓内です。
櫓内は御殿仕様なことがよくわかります。
備中櫓は現代風に改装されているので階段も幅が広くちょうどよい勾配となっています。
二階です。
備中櫓は二階建てで狭間なども再現されています。そして二階には上段の間が設けられていることから、備中櫓は攻守の櫓というよりは住まいとしての櫓だったんだろうなということが感じられます。
備中櫓からの景色です。
街をしっかりと見渡すことができます。
天守台です。
津山城には元々五重の天守がありました。現在は天守台が残されているのみとなっています。
津山城の天守は最上階以外は破風を持たない質実な造りでした。そして高さは石垣を除いて約22mほどで一般的な五層天守としては最大規模のものとなっていました。そのことから廃城になるまで街のシンボルでもありました。
また津山城の天守は現在津山郷土資料館にある模型で確認することもできます。
ハートの石垣です。
ハートの石垣は愛の奇石として津山の隠れ観光スポットとなっています。この石に男女で触れれば恋が成就するともいわれています。
天守台の頂上です。
天守台からの景色です。
天守台は街を一望することができます。この日は天気もよかったため最高の眺めでした。
100名城スタンプ
今回は津山城備中櫓で100名城スタンプを押しました。
1.津山城備中櫓に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 8:40~19:00(4月~9月)
8:40~17:00(10月~3月)
7:30~22:00(さくらまつり期間中)
【休み】 年末
【料金】 310円
【場所】 岡山県津山市山下135
【アクセス】JR津山駅
【電話番号】0868-22-4572
終わりに
ここまでが津山城さんぽ編になります。
今回津山城を見て回りましたが、津山城の見どころは備中櫓、ハートの石垣、天守台になるかなって思います。
備中櫓は櫓というより御殿仕様だったことが確認できてよかったです。またハートの石垣はカップルで来る名所となっているのも面白いですよね。更に天守台ですが、やはり城にきたら天守からの眺めは堪能したくなります。この日は天気もよかったこともあり、最高の眺めを楽しむことができました。
そして津山城は桜の名所100選にも選ばれている城となっているので、次回はぜひ桜の季節に来たいと思います。