日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!
今回は弘前城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。
ここでは弘前城.城さんぽ編として弘前城を紹介しています!(2023年10月)
マップ
弘前城のマップです。
①追手門
②二の丸
③本丸
④北の郭
上記の順番で回りました。
追手門
今回は弘前城へ行きました。まずは外堀である水堀です。
青森というと弘前が栄えているのか?八戸が栄えているのか?という論争もあるようですが、その弘前市にあるのがこちらのお城となります。
追手門です。
今回はこちらの追手門から城へ入城しました。追手門は重要文化財に指定されています。
この追手門は四代目藩主津軽信政の代に参勤交代経路が変更され、それに伴って大手(正面)の門とされたようです。
城内です。
敷地内に入ってすぐの場所に城内の地図がありました。たまに城内地図がない城もありますが、やっぱり城内地図があると便利だなって思います。
この日は晴れていたので絶好の散策日和です。
場内は弘前公園として住民に親しまれる場所でもありますが、緑の多い園内を散歩している人も数多くいました。
弘前城植物園です。
こちらは追手門から入って少し歩いた三の丸に位置する場所にあります。園内は有料となっています。
弘前城についての看板です。
こちらには明治時代初期の弘前城の写真や伝統イベント、石垣に修復について記載されていました。ちなみにここには載っていませんでしたが弘前城のさくらまつは有名で桜の散った花びらによる桜筏はとても見ごたえのある景色となっているようです。
杉の大橋です。
南内門外の大橋で名称は杉材を用いた橋ということからこの名前が付けられたようです。
二の丸南門です。
重要文化財に指定されていて、建築年代は弘前城築城期だと言われています。一階正面の柱に化粧板としてケヤキ板を張り付けるなど内廻り門として配慮がなされたと考えてられている城門です。
二の丸
続いて二の丸です。
南門の先は二の丸となっています。二の丸より先の本丸は有料区域ですが二の丸までは無料で散策ができます。
二の丸大枝垂れです。
こちらは春には見事な桜の花びらを纏い圧巻の光景を目にすることができます。
弘前城情報館です。
こちらでは弘前城についての資料などが展示されています。
二の丸与力番所です。
城内の主要な場所に配置されていた見張り所で、藩政時代にはここを含め12ヶ所ほどの番所が建てられていたようです。
二の丸東門です。
築城時からあったとされるこの門は二の丸と三の丸を繋ぐ門となっています。
二の丸辰巳櫓です。
城の防御のために造られたこの櫓は防弾、防火のために土蔵造りとっています。また一、二階は四間四方の同面積ですが、三階は小さくなっていて屋根は入母屋となってます。
二の丸御高覧所跡です。
馬場の中央に位置していて藩主が馬術を御高覧した場所となっています。
下乗橋です。
本丸と二の丸を結ぶ橋で、この橋の二の丸側に下馬札があり、藩士は馬から降りるよう定められていました。現代だとここから先は車両侵入禁止って感じだったんですかね。
南口券売所です。
ここから先は本丸区域となりますが有料となっています。このときは大人320円でした。ここには100名城スタンプもあるので集めている方はお忘れないよう気を付けてください。
本丸
続いて券売所を抜けて本丸へ向かいます。
石垣です。
存在感のある石垣です。このとき天守真下の石垣は外に膨らみがあるため100年ぶりに修理をしているとのことでした。
南口券売所から少し歩くとすぐに天守のある本丸へたどり着きます。
有料区域は天守のある本丸と北の郭の二ヶ所に分かれています。
天守です。
重要文化財にも指定されていて中へ入館することもできます。本来は内堀り沿いに隣接しているこちらの天守ですが、このときは石垣改修のために本丸の内側に移動されていました。そういう意味ではここに天守があるのは相当プレミアということになるかと思います。
石垣修理についての資料が載っていました。
100年ぶりの石垣改修ということで本丸も70mほど移動するという大改修となっています。それだけ重要な工事ということが伺えますね。
御日記蔵跡です。
ここには藩体制が綴られた日記が4200冊余り残されていました。こうした物が後の世に歴史を伝えているわけですから相当貴重な資料ですよね。
本丸未申櫓跡です。
元々築城当時はここに五層の天守閣がありました。しかし1627年に落雷で消失したため隅櫓が建設されるということになったようです。
本丸未申櫓からの景色です。
ここに元々天守閣があったということは当時の藩主はこの方角の景色を眺めていたのかもしれないですね。
本丸です。
山を見渡せるこの景色はとても眺めがいいですね。巨木も写っていますが、弘前城は古木、名木も多く植えられているのでそちらも見どころの一つとなっています。
石垣普請番屋です。
ここから石垣の改修現場の様子を見学でき、パネルや模型の展示もされています。
北の郭
武徳殿休憩所です。
位置的には北の郭にある休憩所となってます。
子の櫓跡です。
ここは藩政時代は三層の櫓がありました。また櫓内には武具や藩庁日記などが保管されていました。
子の櫓からの景色です。
木々の先には四の丸があります。
北の郭を抜けて四の丸へ向かいます。
四の丸は無料区域となっています。
護国神社です。
こちらの神社は四の丸の敷地内にあります。
更に先に進みます。
四の丸にはレクリエーション広場などもあります。
北の郭北門です。
現在は搦手門ですが築城当時はこちらが大手門となっていました。
亀甲橋です。
四の丸と城外を繋ぐ橋で北の郭北門の先にあります。この先は城外で一般道と隣接しています。
100名城スタンプ
今回は弘前城史料館で100名城スタンプを押しました。
1.天守(弘前城史料館)に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 9:00~17:00(4/1~11/23)
7:00~21:00(さくらまつり期間)
【休み】 11/24~3/31(弘前城本丸・北の郭は入園無料)
【料金】 320円
【場所】 青森県弘前市下白銀町1
【アクセス】JR弘前駅→バス市役所前
【電話番号】0172-33-8739
終わりに
ここまでが弘前城さんぽ編になります。
今回弘前城を見て回りましたが、弘前城の見どころは本丸天守になるかと思います。このときは城壁修理のため天守が移動されているという貴重な時期でした。
また弘前城は重要文化財も多く、特に追手門は迫力もあり見ごたえもありました。更に城内は重要文化財だけではなく自然も多く散歩がてらに歩くのにも最適でした。
そして今回は弘前城と合わせて津軽そば、弘前の街並み、青森市の街並みなども見てきたので、その際のレポートを周辺さんぽ編に載せています。よろしければ周辺さんぽ編も合わせて目を通してみてください!
弘前城さんぽレポート