日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!
今回は根城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。
ここでは根城.城さんぽ編として根城を紹介しています!(2023年9月)
マップ
根城のマップです。
①八戸城東門
②本丸
③主殿
④博物館
上記の順番で回りました。
八戸城東門
今回は史跡根城へ行ってきました。
車で根城へ行きましたが、博物館の無料駐車場へ車を停めました。根城と博物館は隣接しています。
駐車場からすぐの場所に根城の入り口があります。看板もあるのでわかりやすいかと思います。
八戸城東門です。
こちらが根城への入り口となっています。
東門をくぐると広場が目に入ってきます。
根城は有料エリアと無料エリアに分かれていますがこちらは無料エリアとなっています。
広場に入ってすぐの場所に空堀がありました。こちらの堀は比較的浅めに作ってあるようですね。
広場は一本道になっているのでわかりやすいです。
雰囲気としては草木の多い公園のような感じでしょうか。
通路跡です。
ここは道路になっていたようで堀を埋め戻した上に砂利などが敷いて作られていたようです。
中館跡です。
遺構はありませんが石碑があるのでここに中館があったことがわかります。
根城の模型です。
根城は先ほどの中館を含めた8つの曲輪があり、その造りを模型によっても知ることができます。
根城から見た街の景色です。
城壁などはないため街を見通せる造りとなっています。この日はあいにくの曇り空でしたが晴れていれば山まで見渡せるこの景色はもっと絶景だったのかなって思いました。
四阿(あずまや)です。
史跡に合わせた造りの休憩所ですね。それにしても最初この漢字を四阿(あずまや)と読めませんでした。東屋というとこちらの漢字を思い浮かべますが東屋と四阿は別物のようですね。
建物の中の様子です。
広場の景観に合う造りとなっていて当時はこういう建物があったのかな?って思われる感じになっています。
柵が見えてきましたが、柵の中にあるのが本丸となっています。
本丸
木橋を渡って本丸へ向かいます。本丸への入り口はここからのみとなっています。
東門です。
ここから先は本丸内部になり有料となります。料金は大人1人250円でした。博物館と共通券の場合は400円となります。
納屋です。
こちらは竪穴式住居となっていますね。地面を30センチほど掘りくぼめて土間としているようです。
本丸の中心にある主殿です。
主殿と内部は本丸を一通り見終えてから最後に回っていきたいと思います。
井戸跡です。
井戸跡と大木がいい感じの雰囲気ですが、このシチュエーションは夜来たら少し怖そうですね。ってそんなこと思うのは僕だけでしょうか。
上馬屋です。
お殿様の馬を繋いでいたところで、馬の脚を傷つけないよう床板が引いてあります。
中馬屋です。
お城に来たお客さんの馬を繋ぐところです。風で屋根が飛ばれないよう屋根に石が置いてあります。
下馬屋です。
こちらは復元されていなかったですが、主に夜間や冬の間に馬を飼っていた建物があったようです。
敷地内の様子です。
有料区域の敷地は見て回るにはちょうどいい広さです。
番所です。
城に番所はつきものですよね。復元された建物は開けっ放しですが本来は壁板が取り付いていたようです。
工房です。
竪穴式の建物で合戦に備えて弓などの武具を作っていたようです。
室内の様子です。
弓を含めた武具が飾られています。弓はとても立派なものですね。
野鍛冶場です。
こちらは壊れた鉄鍋や銅銭などを溶かす作業をしていたところです。火を使う作業のためさすがにこの工程は竪穴式の中ではできなかったんでしょうね。
鍛冶工房です。
こちらの工房では竪穴式の建物の中で作業をしていたようです。
室内の様子です。
ここでは主に刀や鏡、釘などを作っていたようです。
主殿
続いて主殿になります。
こちらは本丸の中央にあり存在感があります。
南部氏の流れです。
根城を収めていた南部一族の流れですね。
主殿内です。
室内は当時の様子が再現されています。
囲炉裏がありますね。
囲炉裏でご飯って美味しそうですよね。いつか食べてみたいと思っているんですがなかなか機会がないです。
広間ですね。
主殿は主にお客様を迎えたり行事を行ったりしたようですがそのときの様子が再現されています。
展示物です。
ここでは根城の歴史や詳細についてが展示されています。
博物館
最後になりましたが博物館です。
銅像は南部師行です。南部師行は甲斐の国からやってきたこの城を築いた人物ですね。
博物館内に行きたいと思います。
今回は根城との共通券を購入していたので共通券で中を見学させてもらえました。
100名城スタンプです。博物館入り口にあるので集めている方はお忘れないよう気を付けてください。
博物館内です。
掛け軸がマップのようになっていて見たい展示物はどこのコーナーに行けばいいかわかるようになっています。
展示室です。
様々な展示物が飾られています。
こちらは民族展示物ですね。人々の暮らしにかかる物が展示されていました。
手紙ですね。このときの手紙にはもう青森の文字がありますが、青森県が誕生してからの手紙のようですね。
こちらは文字のある土器です。当時使われていたものが発掘されたようですが、これを当時の人が使っていたと思うと凄い物を見ているなって思いました。
100名城スタンプ
今回は根城博物館で100名城スタンプを押しました。
1.史跡根城の広場料金所、2.八戸市博物館受付、3.史跡根城ボランティアガイドハウス窓口に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 9:00~17:00
【休み】 月曜日、祝日の翌日、年末年始など
【料金】 250円
【場所】 青森県八戸市根城字根城47
【アクセス】JR八戸駅→バス博物館前
【電話番号】0178-41-1726
終わりに
ここまでが根城さんぽ編になります。
今回根城を見て回りましたが、根城は1334年から1627年まで300年続いた歴史ある城でもあるので見ごたえもありました。
そんな中竪穴式住居などは300年の中のいつ頃の建物なのかなっていうのは気になりました。ただ本丸は安土桃山時代である400年前を復元しているようなので竪穴式の建物などもこの時代に使われていたものを復元したのかもしれないなとも思いました。
そして根城の見どころですがやはり本丸になるかと思います。本丸は遺構も再現されている物が多く、またメインの主殿も見ごたえがあります。ぜひ八戸に寄ったら見てほしい史跡かなと思います。
そして今回は根城と合わせて八食センターや蕪島神社、八戸の街並みなども見てきたので、その際のレポートを周辺さんぽ編に載せています。よろしければ周辺さんぽ編も合わせて目を通してみてください!
根城さんぽレポート