日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!
今回は金山城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。
ここでは金山城.城さんぽ編として金山城を紹介しています!(2021年12月)
マップ
金山城のマップです。
①物見台
②南曲輪
③金山城ガイダンス施設
上記の順番で回りました。
物見台
今回は群馬県太田市の金山城へ行きました。
画像は駐車場です。金山城へは車で行きましたが、金山城は山の上にあるので基本的には車などの交通手段がないと行くことが難しいかと思います。ちなみに駐車場は無料でした。
展望台です。
駐車場に隣接していて展望台の下はトイレになっていました。
展望台の上です。
敷地は広くないですがせっかくなのでここからの眺めを確認してみました。
展望台からの眺めです。
山の上にあるため見晴らしがよく、太田市の街を見渡すことができます。この日は天気もよかったため絶景を楽しむことができました。
早速金山城へ入ります。
金山城は1469年、新田岩松氏によって築城された山城になります。山の中にありますが道は比較的舗装されているところが多いので山登りというほど大変ではありません。
分かれ道が出てきました。
どちらからでも先に進むことができると思いますが今回は左側のルートを通って先に進みました。
金山城は天守閣以前の作りの城で、麓に居館を構え戦時中は山頂で守りを固めていました。
そのため基本的にこの山一帯は戦時中のみ使われていたってことになるようですね。
この辺りは舗装されていない山道になっています。
基本は舗装されて通りやすい道が多いですが時折こうした山の中の風景も出てきます。
この辺りは雰囲気がいいですね。
山城散策を楽しみつつも自然も存分に味わえる場所となっています。
城廻りをしていると当時の歴史に少しでも触れられているのかな?って楽しみもありますが、こうして自然を感じることができるのも城廻りのいいところですよね。
馬場下通路です。
この石敷きは通路の奥が曲がっていてあえて見通しを悪くしています。そうすることで城の防御を高めていたようです。
金山城では石垣や石敷きが多用されいます。そのことが元々関東の山城に本格的な石垣はないとされていた定説を覆すこととなりました。
行き止まりです。
こちらは馬場下通路から続く道ですが、あえて行き止まりを作ることで敵を惑わすという造りになっています。
開けた場所に出てきました。
物見台です。
自然の地形に沿って作られたこの物見台からは金山城の周囲を見渡すことができます。そのため敵の発見に大いに役に立つ場所となっています。
また物見台の基礎からは釘や火縄銃の弾丸が発見されています。
物見台からの景色です。
さすが山城というだけあって景色が最高ですね。こうして遠くまで見通せるということはある程度遠い距離から攻めてくる敵も確認することができたんだろうなって思いました。
南曲輪
馬場曲輪です。
大手虎口を守る兵が待機していたと思われる場所となっています。
馬場曲輪を抜けた辺りからは道も舗装されて城の雰囲気も出てきます。
月ノ池です。
大手道を登り切った大手虎口の脇にあり、訪れる人に水の豊富さを見せつけたようです。
大手虎口です。
城へ向かうための通路で厳重に守られていた防御地点です。高く積まれた石垣によって敵の侵入を困難なものにしていました。
こちらの大手虎口は水が集まりやすい谷に作られています。そのため水が溜まって石垣が崩れないように、排水路や溝を作って水害対策を講じていたようです。
わかりにくいですが画像の石敷きも道の脇が溝になっていることが確認できるかと思います。
石敷き遺構展示施設です。
石敷きされた当時のままの建物基礎を展示しています。武器庫兼兵の詰め所だったと思われています。
南曲輪です。
金山城はこの辺り一帯に展望ポイントがあったり日ノ池があったりと見どころが多い感じになっていると思います。
日ノ池です。
戦いでの勝利や雨乞いなどの儀式がこの場所で行われていたようで、金山城の中でもとても神聖な場所だったようです。
休憩所です。
中で休めたり自動販売機で飲み物を買ったりできます。金山城で飲み物を買えるのはここだけになるかと思います。この日はとても暑かったので飲み物を買って一気飲みしました。
休憩所の中の様子です。
こちらには100名城スタンプも置かれていました。この後紹介するガイダンス施設には100名城スタンプは置いてないのでスタンプを集めている方はお忘れないないよう気を付けてください。
展望ポイントです。
休憩所のすぐ後ろにあります。ここにはベンチもあって多くの人たちがベンチに腰をかけてここからの景色を楽しんでいました。
かなりの絶景で金山城の中でもここからの景色が一番見晴らしがいいかなって思いました。
金山城の石碑です。
金山城は上杉謙信の攻撃を退けるなどの功績から関東七名城の一つとされ、強固な守りで何人も城主を守ってきた難攻不落の城だったと言われています。
南曲輪から少し進むと二の丸、三の丸が出てきます。
そして二の丸、三の丸を抜けて石階段を上がると本丸跡にたどり着けます。
本丸跡です。
こちらは現在新田神社となっています。金山城の山頂にあたる部分となっていて、鎌倉幕府討幕の立役者である新田義貞が祀られています。
金山城ガイダンス施設
続いて金山城ガイダンス施設です。
こちらは山の麓にあるので金山城から少し離れた場所にあります。山の麓ということで戦時中以外は麓にいた兵士たちはこの辺りで生活をしていたのかなとふと思いました。
尚、金山城ガイダンス施設は無料となっています。
施設の中です。
パンフレットなども置いてあるので、できれば金山城へ行く前にこちらによって、金山城のことを調べたりパンフレットをもらうほうがいいのかなって思います。
こちらでは金山城の歴史や再現シーン、ギャラリーなどを通してより金山城のことを知ることができます。
金山フィールドマップでは金山城を始めとする見どころや見学スポットなどが載っています。
金山城以外の見どころの位置関係も載っているので色々見学したい方は見ておくのもありかと思います。
100名城スタンプ
今回は南曲輪休憩所内で100名城スタンプを押しました。
山頂近くの南曲輪休憩所内(中島記念公園)に100名城スタンプが設置されてます
【時間】 いつでも
【休み】 無休
【料金】 無料
【場所】 群馬県太田市金山町40-106
【アクセス】太田駅
【電話番号】0276-20-7090
【時間】 8:30~18:00(6/1~9/30)
8:30~17:00(10/1~5/1)
【休み】 年中無休(夜間施錠)
【料金】 無料
終わりに
ここまでが金山城さんぽ編になります。
今回金山城を見て回りましたが、金山城の見どころは南曲輪周辺になると思います。また山城の割に多くの石垣や石敷きが使用されているところも注目ポイントになるかなって思います。
そして金山城は山城のため展望スポットからの眺めは最高で自然も存分に楽しめることも魅力だと思います。山道も険しくないため廻るのにちょうどいい城だなって思いました。
そして今回は金山城と合わせて東山公園親水広場や太田焼きそばなども見てきたので、その際のレポートを周辺さんぽ編に載せています。よろしければ周辺さんぽ編も合わせて目を通してみてください!
金山城さんぽレポート
金山城紹介レポート