日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!今回は久保田城に行ってきました。(2023年10月)
マップ
久保田城のマップです。
①二の丸
②佐竹資料館
③胡月池
④本丸
⑤大隅櫓
上記の順番で回りました。
二の丸
今回は久保田城へ行きました。
まずは中土橋通りから久保田城城内へ向かいました。
久保田城入り口です。
久保田城は千秋公園としても整備されていて地元の人の憩いの場となっています。
松下門跡付近です。
緩い勾配の坂道を進んでいくと建物と松下塾のポップがありました。千秋松下塾では秋田舞妓の見学や和の作法などに触れることができるようです。
二の丸です。
二の丸は広場になっていて売店があります。また秋田駅から二の丸まではおよそ15分ほどの距離となっています。
売店です。
二の丸にありますが、こちらではお土産などが置かれています。秋田犬の品もいくつか置かれていましたが、やっぱり秋田というと秋田犬というイメージがありますよね。
佐竹資料館
佐竹資料館です。
久保田城城主であった佐竹氏関連の資料が展示されています。また100名城スタンプもこちらにあります。
館内です。
館内はそれほど広くはありませんが様々な品が展示されています。
軍配です。
佐竹の黄鬼と呼ばれた梅津憲忠の持っていた軍配で、表側には十二支が書かれています。
甲冑です。
兜のところに扇がついているのが特徴的で気になりました。
十手です。
久保田城は江戸幕府が始まる1年前の1602年から270年続いた佐竹氏の居城です。江戸時代真っただ中の城だったわけですが、やっぱり江戸時代は十手を使っていたんですね。ドラマなどで見る十手とは少し違っていて持ち手の枝?部分や鎖がついているタイプもあったんだなって思いました。
胡月池
二の丸を抜けて先に進みます。
胡月池です。
久保田城を公園に設計した際最初に建造された池です。噴水や灯篭があり、夏にはハスが咲きます。
久保田城は石垣のない城で現在は公園として整備もされているため、雰囲気は城というよりは公園に近いようにも感じます。
また利用者も多く見かけたので地元の人に親しまれている場所なんだなと感じました。
鯉茶屋です。
久保田城内にある定食屋さんです。丼ものやラーメンなどの食事が提供されています。
彌高神社です。
久保田城内にある神社で、城内には他に八幡秋田神社、与次郎稲荷神社などがあります。
本丸
続いて本丸へ向かいます。
園内の広さはリーフレットのモデルコースだとおよそ20分から30分ほどになるようです。
表門です。
本丸と二の丸を繋いでいる門で重要な地点のため、門付近には御番頭局や御物頭御番所などが設置されていました。
本丸です。
本丸は広場と銅像や神社などもあり広さもあります。また秋には本丸を含めた様々な場所で紅葉を楽しむことができます。
佐竹義堯の銅像です。
佐竹義堯は久保田城最後の12代目城主です。戊辰戦争では新政府に属して戦い、明治維新の動乱を生き抜いた人物でした。
多門長屋跡です。
現在は遺構は残っていませんが場所を確認することができます。
階段を登って大隅櫓に向かいます。
大隅櫓
大隅櫓です。
本丸北西の高台にあり、物見と武器庫としての役割を担っていました。
大隅櫓の観覧時間は9:00~16:30までで観覧料は100円でした。またこちらでも100名城スタンプを押すことができます。
館内です。
綺麗に改装された室内には展示品があります。
最上階です。
ここから外に出て景色を楽しむことができます。
展望台です。
街を一望することができます。
続いて大隅櫓を出てまだ回っていなかった城の外側を見ていきます。
まずは宣庵です。
県内茶人の厚意で建築されて秋田市に寄贈された茶室です。
時鐘です。
2代目藩主佐竹義隆が設置したのが始まりと言われる鐘楼で、千秋の鐘として今も市民に時を知らせ続けています。
100名城スタンプ
今回は御隅櫓で100名城スタンプを押しました。
1.久保田城御隅櫓、2.秋田市立佐竹史料館に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 いつでも
【休み】 無休
【料金】 無料
【場所】 秋田県秋田市千秋公園1-39
【アクセス】JR秋田駅
【電話番号】018-866-2154
【時間】 9:00~16:30
【休み】 年末年始
【料金】 100円
終わりに
ここまでが久保田城さんぽ編になります。
今回久保田城を見て回りましたが、久保田城の見どころは二の丸、本丸になってくるかなと思います。特に大隅櫓、表門などは見ごたえがありました。
また石垣のない城ということで公園の雰囲気もより強くあるので散歩気分を味わえるというところもありました。
更に千秋の鐘でもある時鐘は今も秋田に時を知らせているというのは凄いなと思います。次回は春の桜や秋の紅葉を楽しめる時期に行ってみたいです。
久保田城さんぽレポート