引用:NHK
前回のあらすじ
1548年春、今川義元と織田信秀は三河の小豆坂で交戦となり、決着つかずの痛み分けとなった。しかし織田軍の消耗はひどく、信秀は手傷は負ってしまっていた。
その後、道三は信秀が流れ矢が元でもう手遅れの状態になっていると知り大いに喜ぶ。
麒麟がくる/第5話【伊平次を探せ】あらすじ
引用:NHK
光秀は鉄砲の構造を知るため、以前美濃にいて現在鉄砲の製造に携わっている伊平次を探し始める。
その後伊平次が京の本能寺にいることを知り、光秀は再び京へ行く。しかし本能寺に伊平次はいなかった。
その後光秀は京で久秀と藤英に再会する。そして光秀は久秀に連れられて伊平次の元へ行く。
その後光秀は伊平次に再会すると次第にお互いが昔からの知り合いだったこと思い出す。そして伊平次は光秀に協力的に鉄砲の構造を教えることにする。
麒麟がくる/第5話【伊平次を探せ】感想
引用:NHK
今回は再び京へ向かった光秀の話でしたね。そういえば東庵は無事に尾張から戻ってくることができたようですね。何事もなく信秀が東庵を解放してくれたようでよかったです。その後東庵と駒は京へ戻りましたが、駒は光秀のことが好きだったんですかね?美濃に残りたいと言っていました。そしてその後光秀と駒は京ですれ違いましたがお互いに気がつくことはありませんでした。この二人が京で会うことができなかったのは少し残念というか駒がかわいそうでしたね。
再び京へ向かった光秀
まずは道三ですが、光秀の指南で鉄砲の試し撃ちをしていました。それだけでなく道三は鉄砲のことを調べるという光秀に再び資金提供していました。これは道三も鉄砲に興味があるからでしょう。この辺の下りを見ていると道三も結構先見の明はありそうですよね。
そして光秀ですが道三に資金提供してもらった際、ジャスチャーで資金の額を伝えていました。これがどのくらいの額だったかわからなかったので、実際光秀がいくら道三から提供してもらったのか気になりますね。そんな中光秀が今回は全額出してくださいって言ったのは少し笑ってしまいました。道三は油断すると味方でも何してくるかわからないですが、その辺りは光秀も成長して道三という人を知ったからこそ今回は先手を打ったんでしょうね(笑)
そして光秀は京で藤孝と斬り合いになりました。その後光秀と藤考は和解しましたが、この際光秀と藤考の剣の流派が一緒だとわかりました。そして藤考は光秀に斬られるかと思ったと言っていましたが、立ちまわって光秀との力量の差がよく伝わったようですね。剣道や柔道とかでも向き合ったり組んだりしただけで相手との力量はある程度わかるって言いますし、光秀と藤考もお互いの力量はすぐにわかったんでしょうね。ただもし光秀が本気を出して藤孝を斬っていたら、光秀は将軍の護衛を斬ったということで大変な目にあった可能性もあるので、その前に立ち合いが終わってよかったですね。
そんな光秀が今回、人を斬ったときに苦さが残るということを言っていました。これは人を斬りたくないけど、でも斬らないと生き残れないということかと思いました。そう思うとこの言葉は光秀を表している言葉でもあり、光秀らしい考え方だなとも思いました。
京の人々
そして藤孝ですけど、光秀とのファーストコンタクトで理不尽を通すぞという言葉が印象的でした。将軍の護衛をするならこのくらいの強引さも必要だと思いますが、理不尽を通すってすごい言葉ですね(笑)
そして足利義輝も出てきましたけど、神々しかったですね。義輝は京を出て、また戻ってと大変な目にも合っていますし、時代に翻弄されている人物だと思いますが、それでも将軍というだけの雰囲気を感じる人物でした。
そして光秀は京で堺で出会った久秀と藤英に再会しました。光秀が堺で二人に出会ったときは二人はかなり険悪でしたが、今は前みたく敵対というほどの関係ではなくなったようですね。しかし決して仲間で信頼しあっているという感じではありませんでした。情勢が変わったとはいえ昨日までいがみ合っていた相手とはなかなか打ち解けることができないということでしょうか。久秀も藤英もお互いに腹に抱えている思いもあるようですし、一筋縄ではいかない状況のようですね。
そして久秀ですが、光秀には何でも話しをしています。これは道三への尊敬と光秀という人物を気に入っているということがあるかと思います。そんな久秀の鉄砲の威力をお互いが知っていればお互いにけん制できるという考えは面白いしその通りの理論だなって思いました。お互いが強力な武器を持つことで抑止力となっているということですね。
そして伊平次ですけど仕事が長続きしないようで遊び人のようなタイプみたいですね。ただし銃を作る腕は確かでそのことは久秀や藤英にも認められているようです。そのため伊平次は天才肌の職人って感じなのかもしれないですね。そんな伊平次は久秀の鉄砲の依頼を断っていました。理由は一人に作ると他にも鉄砲を作ることになって面倒なことになるからとのことでしたが、この発言を聞くと伊平次は案外先を考えた行動をしているようにも感じます。伊平次は意外にしっかりしているところもあるようですね。
そして伊平次と光秀は美濃では結構近い間柄だったみたいですね。しかも伊平次は光秀を尊敬しているような感じでした。おかげで光秀は目標を達成して鉄砲の内部を知ることができるようです。そして久秀はその様子をいち早く見抜いて光秀に鉄砲のことを頼んでその場を後にしました。これは久秀が結構うまいことをしたなって思います。光秀は久秀の頼みについて相当困っていましたけど、これまでの経緯を考えると光秀は久秀の頼みは無下に断れないでしょうし、伊平次に頼んでくれるでしょう。それに対して伊平次がどうするのかなってところですね。
終わりに
さて今回ですが光秀は伊平次と顔を合わせる事ができて、予定通り鉄砲の構造を知ることができそうです。光秀の旅は順調でよかったですね。
そしてさっそく本能寺が出てきましたね。前話でも本能寺の話は出ていましたが、もう本能寺に行くとは思いませんでした。話の進みかたがサクサクしているのも麒麟がくるの魅力の一つですね。引き続き先を楽しみに見ていこうと思います。
おまけ
引用:NHK
ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。
今回のおまけは国友町についてでした。
滋賀県長浜市の琵琶湖に注ぐ姉川の麓に、鉄砲の産地として名を遺した国友町があります。国友町はもともと鍛冶師が多かったですが、種子島に銃が伝わってからは銃の産地として有名になりました。
その後太平の世になると銃に装飾品が施されるようになりました。そしてその装飾品は神輿など工芸品作りに引き継がれていきました。
交通
国友町
JR「長浜駅」からバス「国友鉄砲の里資料館前」下車すぐ
主な登場人物
下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります
駒(門脇麦)
東庵の助手で、東庵と共に小見の方の治療のため美濃を訪れていた。戦災孤児だが、戦災の際助けてくれた人が美濃に伝わる話をしてくれたため、自分を救ってくれた人は美濃の人ではないかと考えている
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