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麒麟がくる/第42話【離れゆく心】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

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前回のあらすじ

丹波攻略を続けていた光秀は苦戦しながらもなんとか城を攻め落とす。


その後光秀は三条西真澄と帝と花見をする。そして帝は光秀の前に姿を現し信長が道を間違えないように見守っていこうと続ける。それを聞いた光秀は頷く。

 

前回のあらすじ【第41話 月にのぼる者】

 

 

麒麟がくる/第42話【離れゆく心】あらすじ

f:id:a-map:20210128132509j:plain引用:NHK

 

1578年、織田軍播磨攻めの副将である有岡城城主の荒木村重が織田信長を裏切って毛利方に寝返り城へ立て籠もった。そして光秀の娘であるお岸は村重の子どもに嫁いでいた。そんな中光秀と豊臣秀吉は有岡城へ出向き村重の説得をしようとする。しかし村重は信長のやり方にはもうついていけないし信長の将軍に対する扱いに対しても許すことができないと告げ光秀たちの説得に応じることはなかった。


その後光秀は足利義昭に会いに行くことにする。そして光秀は義昭に信長を説得するから京へ戻って来てほしいと告げる。それに対して義昭はかつて兄の足利義輝は三好の誘いを受けて京に戻ったがただの操り人形となり最後は殺された告げる。続けて義昭はここにいれば殺される事はないし、そもそも自分は信長のいる京へ戻るつもりはないと告げる。更に義昭はもし光秀の京であったなら戻ってもよかったんだがと返答する。


その後光秀の家にお岸が戻ってくる。そしてお岸は今回の信長と村重が対立したことでお岸は荒木家を離縁となり家に戻ってくることとなったと嘆く。それを聞いた光秀は自分の力足らずで村重を説得できずにこうなってしまったことを申し訳ないと謝る。


その後信長は有岡城攻めを決定する。そして信長は家臣たちに今回の戦で有岡城に立てこもる荒木勢を女子供関係なく皆殺しにせよと命じる。それを聞いた光秀はそれでは人がついてこないし、各地で起こっている造反軍も止めることができないと反論する。しかし信長は各地の造反軍はそれぞれ和睦を進めたり攻略を進めているから安心しろと返答する。


その後光秀は家康に呼び出されて家康と会う。そして家康は光秀に信長が家康の嫡男である徳川信康とその母親が武田家と繋がっているから殺せと命令してきたと告げる。続けて家康は信長の理不尽なやり方に家臣たちは不満を抱いているし、自分も信長に疑問を抱いていると告げる。


その後光秀は信長の元へ行く。そして光秀は信長に会うと信長に信康の件を確認するが信長は事実だと告げる。それに対して光秀はそんなことをすれば三河の人間から恨まれるし家康が村重の二の舞になる可能性だってあると告げる。それを聞いた信長は大声で家康が裏切るのであれば成敗するだけだと返答する。それを聞いた光秀は言葉を失う。


その後信長は光秀が帝と会ったことを言及して、光秀が帝とどんな話をしたのか尋ねる。それに対して光秀は帝との会話は他の人に話さないよう朝廷に命じられていると告げると信長は自分にも話せないのかと怒りだす。そして信長は帝を変えようと言い出し、光秀に丹羽をあと1年で攻略しろと命令する。続けて信長はもし光秀が一年で丹波を攻略できない時は自分にも考えがあると告げ光秀を帰らせる。

 

麒麟がくる/第42話【離れゆく心】感想

f:id:a-map:20210128132512j:plain引用:NHK

 

さて今回はまたしても信長の身内から造反者が出てしまったという話でしたね。


まずは秀吉ですが最近は人が変わってしまったかのようにかなり強引な姿勢と強硬な態度が目立ちますね。秀吉はもうずいぶん出世しているようですし信長とも近い立場のためかなり権力を持っているでしょう。そのためそうした権力に囚われているという一面もあるのかもしれませんね。ただ秀吉は人たらしで有名なので今回の村重への説得や最近の強硬姿勢などはちょっと秀吉らしくないのかなとも思いました。しかし秀吉も裏切り者には容赦がないという一面もあるのかもしれませんね。


そしてお岸ですがお岸にとっても村重の造反行為というのはとても辛いものになってしまいましたね。荒木家に嫁いでいたお岸にとって信長と荒木が対立するという事は必然的に光秀と荒木が対立してしまうということにもなるので、その結果お岸が荒木家と離縁となって実家に帰るということになってしまうのは仕方のない流れなのかもしれませんね。これが戦国時代の辛いところでもありますが、もっともその後の荒木家のいきさつを考えるとここで実家に帰れたのはお岸にとってそれはそれでよかったのかもしれませんね。


そして光秀ですが信長との関係がかなこじれてきてしまっているようです。そんな中今回は光秀が家族同様に付き合っていた村重の造反、また足利義昭に会いに行った際の義昭が絶対に信長とは一緒に京で政を行っていけないという決意、そして信長から帝との会話をなぜ話せないのかと殴られながら激怒されてしまうという光秀にとってもかなり考えさせられてしまう出来事が立て続けに起こりました。そうでなくても光秀はここのところずっと信長への不信感を募らせているということもあるでしょうし、光秀が今回の出来事も踏まえて信長に対してどう思っているのかという本音がそろそろ出てきそうですね。


さて今回ですが光秀にとって今後を考えさせられるような出来事がいくつも起こりました。また光秀と信長の関係というのは間違いなく悪くなっていると思われます。そんな中重要なのは光秀の周りが光秀にどんなことを期待していくのかというところです。光秀は周りの期待に応えて良い世の中を作っていきたいという志がある事はわかります。そのため周りの人間が光秀にこれからどのようなことを期待するのかというところも今後の光秀の行動に繋がっていくのかなと思います。では引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

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ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★42話のおまけパート

今回は有岡城跡(兵庫県伊丹市)についてでした。

 

江戸時代酒造りの町として栄えた兵庫県伊丹市の伊丹駅一帯には、かつて明智光秀の娘お岸が嫁いだ有岡城の主郭がありました。そしてこの地には今も残る石垣が当時の面影をとどめています。


荒木村重の有岡城は町全体を掘りと土塁で囲んだ総構えの城でしたが、今も旧大阪道や外堀跡を利用した水路などが残されています。そして城の北端に位置する猪名野神社はきしの砦が築かれた場所で今も土塁が残されています。


信長は謀反を起こした村重を討つべく有岡城へ総攻撃を仕掛けました。そして織田軍の兵糧攻めの後、塁染寺付近にあった砦から内通者が出て有岡城はあえなく落城しました。そしてこの塁染寺付近には戦の際激戦地となった上臈塚砦(じょうろうつかとりで)がありました。


その後信長は荒木家に縁のある人をことごとく処刑しました。この時犠牲になった女性たちを弔う女郎塚が今も塁染寺に残されています。こうして有岡城の戦いで信長の残酷さを世の中に知らしめました。


交通

有岡城跡

JR伊丹駅、下車すぐ

 

次のストーリー【第43話 闇に光る樹】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


お岸(天野菜月)

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光秀の娘で荒木村重の子どもに嫁いでいたが村重が信長に造反したため荒木家とは離縁となり光秀の家へ戻る。そしてお岸は志高いため離縁となってしまったことに責任を感じて嘆いていたが光秀は自分の責任だとお岸を慰めた


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