引用:NHK
前回のあらすじ
1577年、織田信長と本願寺の戦は7年にも続いていたがそんな中信長陣営である松永久秀が突如陣から逃亡する。
その後光秀は京で久秀と会う。そして久秀は光秀に名器平蜘蛛を託す。その後久秀は戦に敗れると城に火をかけ切腹をする。
麒麟がくる/第41話【月にのぼる者】あらすじ
引用:NHK
1577年、織田信長から離反する者が出る中、将軍足利義昭は信長を討つべしと諸大名に手紙を書き続けていた。そんな中丹波攻略を続けていた光秀は苦戦しながらもなんとか城を攻め落とす。そして捕えた国衆は許し田畑の回復など領土の復興を進めるように告げる。
その後光秀の家に豊臣秀吉が現れる。そして光秀は秀吉に平蜘蛛のことを信長に隠した一件をすべて信長に話しただろうと告げる。それに対して秀吉はまさか光秀が久秀と接触すると思わず信長に隠しておこうか迷ったが最終的には信長に言った、申し訳ないと告げる。更に秀吉は光秀の家にいた菊丸を只者ではないと思うと勘ぐっていることを光秀に忠告する。
その後光秀は菊丸と会う。そして光秀は菊丸に三河の徳川家康の忍なんだろうと告げる。それを聞いた菊丸は言葉を濁すが光秀はもう隠す事はないと続ける。そして光秀は菊丸にはこれまでたくさん助けてもらったし感謝をしていると告げると秀吉が菊丸を疑っているから京から逃げたほうがいいと忠告する。その後菊丸は早々に京を離れようとするが秀吉の追手が菊丸を襲う。そして菊丸は何とか秀吉の追手から逃げ切り京を後にする。
その後光秀は信長の元へ行く。そして光秀が信長と面会するとそこには近衛前久がいた。そして前久は自分も今や信長の手駒の1人だと告げる。そして自分は早く京へ上洛したいが二城晴良が自分の上洛を嫌がっていて信長も晴良に対してはあまり強く出てくれないと恨み節を呟く。そして前久はその場を後にする。
その後光秀は信長に自分は平蜘蛛を知らないと嘘をついてしまったがこれは久秀を討った証として信長が持つべきだと信長に平蜘蛛を献上する。更に光秀は平蜘蛛を持つ者は覚悟と気品が必要でそうしたものを持てば皆が信長についていきひいては大きな国を作ることができて太平の世を迎えることができるだろうと告げる。それを聞いた信長は平蜘蛛をまじまじと見てそれだけの品なのであれば平蜘蛛を売れば一万貫にはなるだろうと笑い、平蜘蛛を売ることにすると告げる。それに対して光秀は平蜘蛛を売ってしまうのかと呟き驚いた表情を見せる。
その後光秀は三条西真澄の家にいた。そして真澄は光秀に信長は朝廷も帝も軽く見すぎていると告げる。その後光秀は帝と真澄と共に月見をしていた。そして帝は光秀の前に姿を現し月についての話をする。更に帝は光秀に共に信長が道を間違えないように見守っていこうと続ける。それを聞いた光秀は頷く。
その後たまは細川藤孝の嫡男に嫁ぐ。
麒麟がくる/第41話【月にのぼる者】感想
引用:NHK
今回は秀吉の人物像が明確になってきたことや菊丸の正体が判明、また光秀の決意という話でしたね。
まずは秀吉ですが最近秀吉はちょくちょく出ていましたがだんだんと狡猾で能力がとても高いというのが伺える様子が出てきましたね。そんな中今回は光秀が秀吉に平蜘蛛のことを信長に告げ口しただろうとはっきり言っていました。この時に秀吉は平謝りしつつも光秀なら許してくれると思ったと言っていましたが、こういった下手に出るところが秀吉という感じがしますよね。しかし秀吉は裏ではしっかり自分の利益を考えて動いています。ここが秀吉の長所でもあり凄いところでもあるのかなと思いました。そして何より今の秀吉はかなり凄みがありますね。そして邪魔となれば弟でも殺してしまったり菊丸に刺客を向けたりと相当容赦ない感じもします。さすがこの戦国の時代を生き抜いて群を抜いて出世しているだけあるなと思いました。
そして菊丸ですが、光秀は以前から菊丸が家康の忍だということには気がついていましたが今回そのことをようやく本人に告げましたね。その理由としては秀吉が菊丸を疑っているから忠告をしたいという思いがあったようです。光秀はそれだけ菊丸に感謝をしていたんでしょうね。そしてその際菊丸はもう忍の生活を止めて京で駒達と静かに暮らしていきたいと言っていましたが、そう思っても自分の生きる道を選べないのがこの時代の辛いところですね。その後菊丸は無事に京から抜け出せたようですが菊丸は要所要所で光秀を助けたり情報くれたりとかなり良い動きをしてくれましたよね。それだけに最後は無事に逃げきれて良かったなと思います。
そして信長ですが光秀とも帝ともちょっと距離ができてしまっているという状態になっていますね。それにしても最近の信長は人が変わってしまったかのようにちょっとサイコパス的な感じが出てきていますね。それに信長がまさか平蜘蛛を売ると言い出すと思いませんでした。今の信長は正直何を考えて何を目指して動いているのかがいまいちよくわからないですね。
そして光秀は帝と直に会って帝が信長について危機感を抱いていることを感じたと思います。それを受けて光秀がどんな行動をとっていくのか、また最終的に帝についていこうという行動をとるのかそれとも信長についていこうという行動をとるのかというところが気になるところですね。
そしてたまですが光秀のことを考えて結婚するべきか迷っていたようですが最終的には結婚をするという道を選んだようです。これはたまにとっては良い結果でもあるのかなと思います。
さて今回ですが光秀と信長の溝が深まっていき、また光秀と帝が更に近づいた感じという状況になってきました。そんな中今後光秀と信長がどのような関係になっていくのかというところが気になるところですね。では引き続き先を見ていきたいと思います。
おまけ
引用:NHK
ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。
今回は安土城跡(滋賀県近江八幡市)についてでした。
美濃と京の間に築かれた安土城。琵琶湖の水流を利用することができるこの地に信長は居城を移しました。そして今も大手道が残されています。
築城当時の安土城は琵琶湖に囲まれていて家臣たちは百々橋から城に入ったと考えられています。
そして信長が城内に建立した摠見寺には今も当時の姿のまま二王門と三重塔が残されています。
そして信長が居住していた主郭部には地上6階地下1階の絢爛豪華な天守が築かれていました。
また当時寺院でしか使われていなかった瓦を本格的に使用した安土城では多くの金箔が塗られた瓦が見つかっています。
そんな最新技術を用いた安土城は信長の権力を象徴する場所でした。
交通
安土城跡
JR「安土駅」下車徒歩25分
主な登場人物
下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります
たま(芦田愛菜)
光秀の娘で細川家に嫁いだ。結婚前は光秀のことを心配して家に残って光秀のためにできることをしようとしていたが思い悩んだ末に嫁ぐことにした。後の細川ガラシャ
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