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麒麟がくる/第36話【訣別(けつべつ)】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

f:id:a-map:20201230113134j:plain引用:NHK

前回のあらすじ

比叡山の戦で1番手柄を上げた光秀は信長から近江の国滋賀を与えられ、琵琶湖のほとり坂本に新たな城を建てようとしていた。

 

そんな中光秀は帝に仕える三条西真澄と出会い、真澄の手引きで帝に会えることになる。

 

前回のあらすじ【第35話 義昭、まよいの中で】

 

 

麒麟がくる/第36話【訣別(けつべつ)】あらすじ

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引用:NHK

 

1572年、光秀は三条西真澄のお供として帝の御所へ出向く。そして光秀は帝と会う事はできなかったが扉ごしに会話をすることができた。そして光秀は帝からの何を目指しているのかという質問に対して太平の世を目指していると返答する。それを聞いた帝は自分もそれを目指しているが険しい道だと返答する。続けて帝は光秀の名前を覚えておくと告げると光秀はこれ以上にない喜びといった表情を見せる。


その後光秀は家で熙子に帝に会ってきた話をしていた。そして帝はとても素晴らしい人物だったと告げる。更に光秀は織田信長が帝に惹かれるのもわかるしすでに信長は将軍を中心として世の中を作っていくという事を諦めているのかもしれないと続ける。そして熙子はその話をただ静かに聞いていた。


その後光秀は完成した坂本城を熙子に最初に見せたいと言い熙子と2人で坂本城へ向かう。そして光秀は熙子に坂本城の案内をする。そんな中光秀は足利義昭が人質として熙子たちを京へ残せと言っているが自分はなんとしても熙子たちを坂本城へ連れて行くと告げる。それを聞いた熙子は今光秀は信長と義昭とどっちに心が傾いているのかと尋ねる。それに対して光秀はどちらも重要だしどちらかだけを選ぶことはできないと告げる。


その後義昭は諸大名を集めて松永久秀討伐のため出陣する。その中には信長の兵士もいたが信長自身は戦に参加しなかった。その後この戦で義昭は久秀を捕えることができず久秀は逃げ延びる。


その後甲斐の武田信玄は義昭の再三にわたる上洛の意向を汲んで京へ上洛することにする。そしてまず信玄は三方原に出て徳川家康と対峙する。そして信長は家康の援軍依頼に応じて援軍を出すが家康は三方原の戦いで信玄に敗れてしまう。


その後光秀は信長から義昭との関係が悪化しているから献上品を義昭に渡してほしいと頼まれる。そして光秀は義昭に献上品を届けるが義昭は信長からの献上品は受け取れないと告げる。そして義昭は信長と戦うことにしたと告げると光秀はとても驚き信長と戦うことは何とか考え直してほしいと懇願する。しかし義昭はもう決めたことだと返答し光秀にも自分たちの軍勢に加わってほしいと告げる。それに対して光秀は信長と戦うことはできないと告げ涙ながらにその場を後にする。


その後1573年義昭は畿内の大名を集めて信長と戦うために出兵した。

 

麒麟がくる/第36話【訣別(けつべつ)】感想

f:id:a-map:20210114205255j:plain引用:NHK

 

さて今回ですが義昭が信長との戦を決めたという話になっていましたね。


まずは光秀ですが、光秀はついに帝と接触することができましたね。さすがに初回から帝と顔合わせとまではいきませんでしたが帝と会話をすることができました。そして光秀の人柄は帝に伝わったようです。それに対して光秀も帝という人物がどんな人物なのか感じることができたようです。そして光秀にとって帝に会えた事はとても栄誉があることだと感じたように思いました。その光秀が将軍、信長、帝という人物たちの間でどのような立ち振る舞いをしていくのかというところも気になるところですね。


そして光秀は義昭に剣術指南をしましたが、この際義昭は以前とは人が変わったようになっていましたね。義昭は将軍になって責任感が出たのかもしれませんがちょっとやる気を出す方向が間違っているんじゃないのかなと思いました。そしてそれは光秀も感じているようで光秀は義昭との過去を思い出していました。それにしても最近の義昭はかなりやることが強引になっていますが元々がこういう人物だったのか、それとも将軍という立場になって権力を持ってしまったためにこうなったのかちょっとどちらかわかりませんでした。


そして信長は義昭との関係性に危機感を募らせていましたが、信長の予想は当たりついに義昭は信長との戦を決意しました。義昭が兵をあげたのは信玄が上洛に向けて動き始めたということも大きくて、また信玄が三方原の戦いで家康を打ち破ったというもの要因の一つだと思います。そして信長も信玄については警戒をしている様子だったのでこの動きというのはとても重要になってくると思います。


そして光秀としてはどうしても避けたかった義昭と信長の対立ということになってしまいました。ただこれは久秀も言っていたようにいずれはなるべくしてなってしまうという対立だったようにも思います。しかし当初はあそこまでおとなしかった義昭がここまで変化するとは思わなかったのでそれはそれで驚きでしたね。それにしても摂津春門が追放されたのに義昭が信長と戦う道を選んだことを考えると、結局春門がいてもいなくても義昭は信長を毛嫌いしていて戦うという選択肢をとっていたんだろうなと思います。そう思うと豊臣秀吉など何人かが義昭は案外油断ができない曲者だと言っていたことはなるほどと思い、確かに義昭にはそういう一面があるのかもしれないなと感じました。


さて今回義昭が信長に対して兵を上げるというところで終わりました。これで結果はどうあれ世の中は更に混沌とするということになっていくと思います。そして信長と義昭の戦後に世の中がどう変わっていくのか気になりますね。では引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

f:id:a-map:20210114205305j:plain引用:NHK 

 

ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★36話のおまけパート

今回は坂本城跡(滋賀県大津市)についてでした。

 

坂本は比叡山延暦寺の門前町として栄えました。そして延暦寺の監視と水陸交通の拠点として坂本城が築かれました。そして今も旧北国街道が残されています。


そんな坂本城は琵琶湖の水を引き入れた城郭に大小2つの天守があったと言われています。そして宣教師のルイスフロイスはこの坂本城を信長の安土城に継ぐ華麗な城だったと書き記しています。


坂本城は渇水時に湖中の石垣が現れますが、調査の結果沈下を防ぐための胴木が入れられていたこともわかりました。


そして聖衆来迎寺は光秀によって保護された寺で、この寺の表門は坂本城の櫓門を移築したものだと考えられています。


一国一城の主となった光秀は城下町を整備し坂本の繁栄に尽力したと伝えられています。


交通

坂本城跡

JR「大津京駅」からバス「下阪本」下車徒歩5分

 

次のストーリー【第37話 信長公と蘭奢待(らんじゃたい)】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


武田信玄(石橋凌)

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甲斐の国の大名でとても絶大な力を持っている。その力は信長も警戒するほどで信玄が上洛を決めたことにより義昭も動き出すほどの人物。そしてその噂に違わぬ力を見せ三方原の戦いでは家康を打ち破る


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