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麒麟がくる/第34話【焼討ちの代償】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

f:id:a-map:20201230113134j:plain引用:NHK

前回のあらすじ

信長は朝倉、浅井軍の攻略に苦戦していた。そして信長は帝に間に入ってもらい朝倉、浅井軍と和睦をする。

 

その後信長は伊勢近江の一向宗を鎮圧すると比叡山の麓に陣を敷き朝倉、浅井の背後にいる比叡山を討つための出陣する。そして織田軍は比叡山で僧兵、女子供など全ての者を切り捨てると比叡山は修羅場と化す。

 

前回のあらすじ【第33話 比叡山に棲(す)む魔物】

 

 

麒麟がくる/第34話【焼討ちの代償】あらすじ

f:id:a-map:20210114204727j:plain引用:NHK

 

1571年、織田信長は比叡山延暦寺を攻め僧兵やそこに住む人々を男女関係なく皆殺しにした。しかし覚恕は比叡山から逃げ延びていた。そんな中光秀の軍勢だけは女子供は手をかけず逃していた。その後信長は光秀に比叡山の戦は光秀が一番手柄だと言い滋賀一帯2万石の領土を光秀に与えると告げる。


その後光秀は足利義昭が松永久秀と大和の国を争っている筒井順慶に力を貸そうとしていることを知る。そして義昭が順慶の味方をして信長が久秀の味方をした場合は義昭対信長という構図になっていくことを心配する。


そして光秀は順慶に会って話をする。更に光秀は久秀も呼び出し久秀も懸命に説得する。そして久秀と順慶は和睦の話をすることになる。


その後光秀は信長と面会して久秀と順慶が和解をしたと報告する。それを聞いた信長はこれで久秀と戦わずに済んだと喜ぶ。それに対して光秀は信長に久秀を討つつもりだったのかと尋ねると、信長は帝がいる京を安定させるためには義昭と対立するわけにはいかないと返答する。それを聞いた光秀は義昭のためではなく帝のために久秀と戦うつもりだったのかと尋ねると、信長は義昭が言っている事は的外れだしもはや相手にしていないと返答する。


一方甲斐の国に逃げ延びた覚恕は武田信玄に信長に全てを焼きつくされたと嘆いていた。それに対して信玄は覚恕に後は自分に任せてほしい、自分が信長を討ち滅ぼすと意気込みを語る。

 

麒麟がくる/第34話【焼討ちの代償】感想

f:id:a-map:20210114204731j:plain引用:NHK

 

さて今回は比叡山延暦寺攻めの後の話でしたね。あの戦はただの戦ではなくその後に響いてしまう戦だということがよくわかる話になっていました。


まずは春門ですが、春門はなかなかやりますね。ここで信長を切るために義昭に大和の国の順慶を後押しするように勧めていました。この点については確かに春門の言うように義昭と信長が明確に対立すれば諸大名の態度も変わってくるでしょう。ただ問題は幕府が明確に信長と対立したところで幕府がどの程度信長とやりあえるかというところですね。現状では幕府が信長を倒すというのはちょっと難しいと思うのでそれを考えると必ずしもこの作戦がとるべきかというのはちょっと判断が難しいところですよね。


そして比叡山延暦寺攻めについては戦だけではない問題点が出てきましたね。今回光秀は延暦寺攻めで兵士以外の一般住民からも恨みを買ってしまい、そのことが原因でたまが石を投げつけられていました。延暦寺攻めをするという事はこういうことが起こってしまうということなんですよね。それだけに延暦寺攻めはただの戦ではないというところがよくわかる話になっていました。また光秀自身もそもそも延暦寺攻めについては相当後悔をしているようで、かなり思い悩んで悪夢を見ているようなシーンもありました。そうしたことを踏まえてもあの比叡山延暦寺は今後の光秀の行動に何かしらの影響が出てくる可能性がありそうだなって思いました。


そして順慶と久秀ですが、光秀は今回二人を和解させることに成功しました。これで幕府と信長の対立はとりあえず防げましたが、そもそも実際のところは信長は幕府と対立するつもりはなく久秀を攻め落とすつもりでした。ただ信長はもはや幕府の事はあまり相手にしておらず帝のために久秀を敵に回しても仕方がないと考えていたようです。信長は久秀の味方をすると思っていたのでこれにはちょっと驚きました。


そして今回何とか逃げ延びた覚恕でしたが甲斐の国で信玄に助けを求めたようです。そして信玄はそれに応じて信長を討つという選択をしました。信玄と言えば戦国時代では名将として名が高いです。その信玄と信長の対立も気になるところですね。


さて今回は幕府と信長の溝が深まっているところや大物大名信玄が動くということになりました。それにより話はますますと混沌としていきそうです。ここから光秀と信長がどんな行動をとっていくのか気になりますね。では引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

f:id:a-map:20210114204735j:plain引用:NHK 

 

ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★34話のおまけパート

今回は興福寺(奈良県奈良市)と菅田比賣神社(奈良県奈良市)についてでした。

 

大和の国は久秀が平定した後も争いが耐えませんでした。そんな大和の国にある伝香寺には絹本著色順慶像の掛け軸があります。


そして順慶は久秀と対立した武将の1人です。順慶の家系である筒井氏は元は興福寺一乗院に属する僧兵を纏めていました。そして筒井氏は順慶の父の代で飛躍し大和最大の武士団に成長しました。


そして筒井氏は奈良県大和郡山市で築いた平城筒井城を拠点としました。現在は住宅街となったこの地には井戸跡や順慶が築いた順慶堤が残されています。


そして筒井城の中枢部には菅田比賣神社(すがたひめじんじゃ)があります。そして神社の境内に建てられている八幡神社は当時から位置を変えずに鎮座していると考えられています。


そんな筒井城はたびたび久秀との戦いの舞台となりました。そして数年に渡る攻防の末、順慶は久秀から筒井城を奪還し大和統一を目指しました。


交通

興福寺

近鉄奈良線「近鉄奈良駅」下車徒歩5分


菅田比賣神社(すがたひめじんじゃ)

近鉄橿原線「筒井駅」下車徒歩10分

 

次のストーリー【第35話 義昭、まよいの中で】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


明智光秀(長谷川博己)

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幕臣として義昭に使えているが信長とも良好な関係を築いている。また様々な武将から一目置かれる存在で各所で活躍をしている。そんな光秀は幕府と信長が対立するの心配して何とか間を取り持とうと懸命に動いている


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