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麒麟がくる/第32話【反撃の二百挺(ちょう)】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

f:id:a-map:20201230113134j:plain引用:NHK

前回のあらすじ

信長たちは一乗谷攻め込むための軍議を行っていたがそんな中長政が裏切り信長は背後を突かれ退却する。


その後信長は負け戦について落ち込むが光秀は信長が生きている以上今回の戦は負け戦ではない、次があると告げる。更に光秀は帝や帰蝶には負け戦ではないし生きて帰ってこられたことを報告すればいいだろうと続ける。それを聞いた信長は笑顔を取り戻す。

 

前回のあらすじ【第31話 逃げよ信長】

 

 

麒麟がくる/第32話【反撃の二百挺(ちょう)】あらすじ

f:id:a-map:20210113190810j:plain引用:NHK

 

光秀は足利義昭と摂津春門に戦についての報告をしに行く。その後光秀が家に帰るとそこには美濃から京へ来た熙子たちの姿があった。そして光秀は家族が京に来たことを喜び久しぶりに一家団欒の時間を過ごす。


その後光秀は秀吉と共に鉄砲を仕入れるため今井宗久の元へ行く。そして光秀たちは宗久に鉄砲の仕入れを依頼するが、筒井順慶が先に宗久に鉄砲の依頼をしてしまっていた。そしてそのことを知った光秀達は順慶に鉄砲を譲ってくれないかと交渉すると無事交渉は成立して光秀たち鉄砲を仕入れることに成功する。


その後信長は金ヶ崎の戦いからわずか2ヶ月しか経っていなかったが徳川軍と共に近江へ出陣して朝倉、浅井両軍と戦った。そしてこの姉川の戦いで信長は勝利し朝倉、浅井両軍は自分たちの城へ逃げ帰った。


その後三好が兵を率いて京へ攻め登ってきた。そして信長は参陣した義昭と共に三好を迎え撃つ。そして信長たちと三好たちは摂津で戦になるが、この戦いで本願寺の一行衆が三好に味方をして信長たちは苦戦を強いられる。そんな中信長の苦戦を知り義景が兵を率いて京へ向かっていた。そしてそのことにより信長たちは正面に三好、本願寺そして後方には朝倉、浅井がいる状況となってしまう。それに対して信長は宿敵である義景に狙いを定め、摂津から兵を引いて近江へ向かい比叡山で義景と戦となる。


その後信長は朝倉、浅井と戦っていたが比叡山延暦寺の僧兵が義景を庇って戦っていた。そのため戦が思うように進まず信長は苛立ちを見せていた。

 

麒麟がくる/第32話【反撃の二百挺(ちょう)】感想

f:id:a-map:20210113190816j:plain引用:NHK

 

さて今回は信長が鉄砲を手に入れて再び朝倉攻めを開始するという話になっていましたね。


まずは義昭ですが、義昭は光秀に次の戦には参戦してほしいと頼まれましたが全くそのつもりはないようでしたね。光秀の言うように今は敵が誰とかではなく大きな国を作って太平の世にするために行動するべきだと思うのですが、既に義昭と信長の間には亀裂が入っているようなので義昭は信長と協力して大きな国作りをするというつもりはなさそうだなと感じました。たださすがに京に三好が攻めてきたときは義昭も参陣しましたね。


そして秀吉ですがちょっと凄みが出てきましたね。光秀と共に宗久に鉄砲の交渉しているときは秀吉は宗久を脅すようなことを言っていましたが、昔の秀吉では考えられないような場数を踏んできた感じがしました。ただ秀吉はかなり交渉が荒っぽく場の雰囲気が相当悪くなりました。そんな中光秀がやんわりと間に入ったのは良かったですね。光秀は秀吉と違って交渉に爽やかさが光っていましたね。


そして順慶ですが、久秀の敵ということもあってどんな人物かと思っていましたが今回の感じだとさすがに久秀と対立しているだけのことがあってなかなかの人物だなと思いました。特に戦に重要な鉄砲を譲ってでも信長と関係性を結びたいと考えているところは順慶は大局を見られる人物なんだなと思いました。この順慶相手にしているという事は久秀も相当大変ですね。そして今回順慶は人脈を広げることに成功しましたが、これが久秀にとってどうなるのかというところも気になるところですね。


そして義景ですが信長が三好と揉めている間に背後から出兵するなど割と抜け目のないところがありますね。それに比叡山では僧兵の助けを取り入れたり、長政と組み続けたりと信長相手によく戦えていると思います。それだけに義景が最初の時点で信長と順調に上洛を果たしていたらどうなったのかなと気になったりもします。


そして信長ですがかなり以前と変わって態度が強固になってきましたね。今の信長は全国を収めるような力を持っているわけで、そうなるとやはりこれぐらいの強固な姿勢がないといけないのかもしれませんね。それにしても信長はもう周りの人間が近寄りがたいほどの雰囲気になっています。そんな中今回は比叡山延暦寺まで信長の敵に回ってしまいました。信長はどんどん敵が増えていってしまっている感じですね。


さて今回は信長が義景との戦に相当てこずっている様子が伺えました。これから信長と義景の戦がどうなるのか、また強固な姿勢になってきた信長と光秀の関係が今までのように続いていくのかというところが気になるところですね。そういったところを見つつ引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

f:id:a-map:20210113190823j:plain引用:NHK 

 

ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★32話のおまけパート

今回は姉川古戦場跡(滋賀県長浜市)についてでした。

 

小谷山に築かれた小谷城は北近江を収めた浅井氏の本拠地でした。そして離反した長政を討つため信長は姉川の南側に位置する龍ケ鼻岩砦に陣を敷きました。ここは現在の茶臼山古墳となっています。


そして織田軍は徳川軍と共に朝倉、浅井両軍と激突しました。現在、陣坑の柳が残されている場所で信長は指揮を取ったと伝わっています。


そして多くの死傷者を出したこの戦いで姉川の水は血に染まって赤くなったといい、その激戦が伝わったこの地の地名は現在血原と呼ばれています。そして現在この地にはちはら公園があります。


そして徳川家康が陣を置いた岡山は織田、徳川両軍が勝利を収めたことにより勝山と呼ばれるようになったと言われています。


この姉川の戦いで痛手を受けた朝倉義景でしたが巻き返しを図り信長の前に立ちはだかりました。


交通

姉川古戦場跡

JR「長浜駅」からバス「野村橋」下車すぐ

 

次のストーリー【第33話 比叡山に棲(す)む魔物】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


筒井順慶(駿河太郎)

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松永久秀と大和の国を争っているが信長や光秀のことを認めていて2人と近づきたいと思っている。そして光秀から鉄砲の件を交渉された際に2人と近づくことに成功する


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