引用:NHK
前回のあらすじ
1569年、足利義昭の御所である二条城の築城が着々と進んでいた。そんな中光秀は腐りきっている幕府の内部を危惧していた。そして光秀はそのことを信長と話すが、信長は幕府内が腐っていることは知っているが自分が口を出すつもりはないと告げる。その後光秀は幕府内を取り仕切る摂津春門との対立を深めていく。
その後光秀は伊呂波大夫の元へ行くと伊呂波大夫は光秀に今の幕府は帝をないがしろにしているという話をして怒りを露わにする。そして光秀は伊呂波大夫と帝の御所行くが光秀は帝の御所が寂れた様子なのを見て大変驚く。その後2人は壊れた塀から帝の御所の中に入ると伊呂波大夫は自分の過去の話を始める。そして光秀はその話をただじっと聞いていた。
その後信長は約束通り2ヶ月で二条城を築城する。そして義昭は二条城を築城した信長に強く感謝する。その後信長は光秀を呼びつけると自分が美濃へ戻った後に光秀にも美濃へ来るようにと告げる。そして美濃で義景についての話が聞きたいと続ける。
その後信長は帝の御所の塀を修理して美濃へ帰る。
その後光秀は帝の御所を訪れ壊れた塀が直っているのを見て考え込んでいた。
麒麟がくる/第30話【朝倉義景を討て】あらすじ
引用:NHK
1569年、光秀は美濃へ行くための準備をしていた。そんな中豊臣秀吉が光秀の前に現れる。そして秀吉は光秀に美濃へ行くのは織田信長が朝倉義景と戦のするための準備ではないのかと尋ねる。それに対して光秀はとぼけるが、秀吉は幕府を一新するのであれば政所たちが頼りたいと思っている義景を倒すのが幕府一新への近道だと告げる。それを聞いた光秀はもし信長が義景と戦をするつもりなのであれば相当の兵とお金が必要だと返答する。
その後光秀は二条城出ようとした際に駒と会う。そして光秀は駒が足利義昭に呼び出されて二条城に来たことを知り驚いた様子を見せる。
その後駒は義昭の元を訪れると義昭にお金を献上する。それに対して義昭は驚くが駒は丸薬が売れているし義昭が建築しようと思っている貧しい者たちの館のために使ってほしいと告げる。それを聞いた義昭はとても喜んだ様子を見せる。その後義昭は駒を誘って2人でホタルを見に行く。そんな中摂津春門は義昭が駒とホタルを見ていることに対して呑気なものだと呆れ果てていた。更に春門は信長の動きを危険視して部下に岐阜城でどのような話が行われるのか調べてこいと信長の動きに目を光らせていた。
その後光秀は岐阜城へ到着すると城で松永久秀に会う。そして光秀は久秀から義景との戦いについての話を聞き、久秀は義景との戦いに賛成している様子を見せる。そんな中三渕藤英が現れると藤英は義昭が義景に世話になったことがあるため今回の戦には力を貸すことはできないと告げる。その後光秀は久しぶりに帰蝶と再会する。そして2人は話し込むが、光秀が帰蝶に義景との戦について賛成か反対かを尋ねると帰蝶は義景を討つべきだと返答する。
その後光秀は信長と面会する。そして光秀は帝の御所が直っていたことを告げると信長はあのままではいけないと思い自分が帝の御所の塀を直したと告げる。そして信長は光秀に義景との戦はこのままでは織田家だけで戦うことになるかもしれないがそれではとても義景とは戦えないだろうと悩みを打ち明ける。それに対して光秀は帝の勅命などがあれば義景を攻めることに対して諸大名も納得するだろうと告げる。それを聞いた信長は嬉しそうにするが帝が自分と会ってくれるのかと光秀に尋ねる。それを聞いた光秀は帝の御所の塀を直した信長であれば帝も会ってくれる可能性があるのではないかと返答する。
その後光秀は信長が城に呼んでくれていた熙子たち家族と再会する。そして光秀たち家族は久しぶりの再会を喜んで話を弾ませるが、そんな中熙子が自分たちも一緒に京に行きたいと告げる。それに対して光秀は頷き熙子たちを京へ呼び寄せることにする。
その後1570年、上洛した信長は帝に拝謁した。信長は本来帝に会える身分ではなかったが、帝は信長を破格の扱いをしたのであった。
その後信長は光秀に会うと帝は自分のことをよく知っていたと告げる。そしてこれまでの戦の事や御所の塀を直したことを褒められたと嬉しそうな顔をする。更に信長は帝から都や畿内を平定するためなのであれば戦もやむを得ないとの勅命を受けたと告げる。
一方越前では義景が春門からの手紙を受け取っていた。そしてその内容は信長が諸大名集めて戦の準備をしているという内容だった。それを見た義景はあくまで春門たち幕府は信長ではなく自分たちを頼りにしていると言い山崎に戦の準備をすると告げる。
その後光秀は京で義昭たちに会っていた。そして光秀は信長から帝からの勅命である今回の戦に幕府も総出で参加してもらうと伝言があったと告げる。それに対して義昭は信長が求めることならば仕方がないが自分は戦は好きでは無いから戦に参加することはできないと告げその場を後にする。更に藤英と春門も今回の戦には参加できないと告げるが、それに対して光秀は義景では幕府を支えていくことができない、上洛をはたしたのは信長の力があったからではないかと告げる。それに対して春門はそもそも信長が上洛をできたのは義景の嫡男が亡くなったからで、それを裏で手を回して嫡男に毒を盛ったのは藤英だと告げる。そして毒を用意したのは自分だから上洛をできたのは信長だけのおかげではないと続ける。それを聞いた光秀はとても驚いた様子を見せる。そして春門も藤英も戦には協力できないと言いその場を後にする。
その後信長は諸大名を集めて義景のいる越前を目指す戦を開始する。
麒麟がくる/第30話【朝倉義景を討て】感想
引用:NHK
さて今回ですがついに信長が義景との戦をするための準備を整えたという話になっていましたね。
そしてまずは義昭ですが、義昭はちょっと乱世の将軍には向いていない人物に感じました。義昭の弱い人を救いたいという志は素晴らしいんですがこの状況の中ホタルを楽しんでいるというのはちょっと状況が読めていないのかなと思いました。ただこういうところが義昭の長所でもあるのかなと思うと判断が難しいところなのかもしれないですね。そして義昭は帝からの勅命である戦を拒否しましたがこれは驚きましたね。これを断ってしまうと後に響いてしまうのは想像できますし今回のことによって義昭と信長の間にも軋轢が生まれてしまう可能性が出てきました。
そして今回の信長の朝倉攻めですが、出陣前の信長は相当迷っているようでしたね。確かに賛成派と反対派が分かれていてどちらかというと反対派の方が多いとなれば迷うのも無理はないですよね。そもそも戦はみんなしたくないのでそうなってしまうのは仕方がないところだなと思います。そんな中困っている信長に光秀が帝の勅命とあらばみんながついてくるだろうということを示唆したのはさすがだなと思いました。これは真理をついていますよね。つまり何事もトップが決めたというところが重要で将軍がダメならそこよりも上、帝の勅命があれば納得する諸大名も出てくるということでしょう。そして信長が見事帝の勅命を受けることができましたね。
そういえば東庵が帝と囲碁をしていましたが東庵で帝にまで顔が効くんですね。ある意味この物語の中で1番顔が広いのは東庵じゃないかななんて思いました。
さて今回は信長が帝からの勅命という大義名分を得て諸大名を集めることに成功しました。しかしその中には幕府はいませんでした。さて今後この戦がどのように進んでいくのか、義景まで信長の攻撃が届くのかというところが見所になっていくと思います。では引き続き先を見ていきたいと思います。
おまけ
引用:NHK
ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。
今回は妙覚寺(京都府京都市)についてでした。
国宝、洛中洛外図屏風は足利義輝が狩野永徳に書かせたと言われています。そこには金閣や清水寺など今も残る名所や当時の人たちの営みが記されています。
そして御所の近くには織田信長が度々宿泊した妙覚寺が記されています。二条殿に隣接されていた妙覚寺は両替町通り沿いにあったといい、今は街の名前がその名残を留めています。
そして妙覚寺は豊臣秀吉によって現在の場所に移されました。日蓮宗である妙覚寺は美濃の斎藤家や道三とも縁があったことから信長はここを宿舎に選んだと言われています。
そして信長は妙覚寺を拠点に新たな国作りを目指しました。
交通
妙覚寺
地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車、徒歩10分
主な登場人物
下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります
正親町天皇(坂東玉三郎)
京にいて人々の象徴であり、その立ち位置は将軍である足利義昭よりも上だと認識されている。そのため帝からの勅命ということで信長の元に諸大名が集まることになった。また東庵とは顔なじみで囲碁をする関係
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