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麒麟がくる/第28話【新しき幕府】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

f:id:a-map:20201230113134j:plain引用:NHK

前回のあらすじ

1568年、足利義昭は美濃の立政寺に到着した。そして出迎えた織田信長は丁重に義昭をもてなす。その後信長は義昭との上洛へ動き出す。

 
そんな中信長は光秀に今後は義昭の家臣として扱えばいいのか、または自分の家臣になるのかを決めるようにと迫る。それに対して光秀は自分は義昭の家臣になると返答すると信長は残念だが仕方がない、今後はそのように扱うと告げその場を後にする。

 

前回のあらすじ【第27話 宗久の約束】

 

 

麒麟がくる/第28話【新しき幕府】あらすじ

f:id:a-map:20201230105808j:plain引用:NHK

 

1568年足利義昭が織田信長とともに上洛を果たした。そんな中三好一派が頼りにしていた足利義栄が摂津で病死した。


その後信長は勢いに乗じて摂津への戦を仕掛けて勝利する。そして多くの大名たちが義昭と信長を認め様々な献上品が届けられた。その後義昭は信長に政所である摂津春門に今後も引き続き業務を任せようと思っていると告げると信長は義昭がそう考えているのであればそれでいいと思うと返答する。しかし光秀や細川藤孝は時期を見て政所人事は一新するべきだと考えていた。


その後義昭は正式に朝廷から15代足利将軍の地位を与えられた。そしてそれを見届けた信長は一部の家臣を京に残して慌ただしく美濃へ戻っていった。しかしそれから3ヶ月もせず義昭が三好の軍勢に襲撃されるという事件が起こった。それに対して義昭はなんとか難を逃れたが、その後義昭襲撃のことについて激怒した信長が血相変えて京へ訪れる。そして信長は春門を激しく罵倒して、もはや春門たちには義昭を任せておけないと怒鳴り散らす。そして信長は2月の間に義昭のための城を作ると言い、春門たちにも汗水流してその城を作るのを手伝うように怒号を飛ばす。


その後信長と幕府により近隣諸国に呼びかけをして大工や資材などが集められた。しかし光秀は城作りの作業中に仏像すらも城の資材として使われているということに違和感を覚えていた。そんな中光秀の前に信長が現れるが、信長は仏像を資材として使っても何の問題もないと気にしない様子をみせる。更に信長は三好と義景が手を組んで攻めてこようとしていると言い先手を打って義景を討とうと思っていると告げる。それを聞いた光秀は難しい顔をする。そんな中義昭がその場を訪れる。そして義昭は城作りの様子を見てとても喜び信長に感謝を伝える。光秀はその様子をじっと眺めていた。


一方春門は家臣たちと信長の振る舞いについて怒りを感じていることを話していた。そして三好と義景が連絡を取り合っているということに喜んでいる様子を見せる。

 

麒麟がくる/第28話【新しき幕府】感想

f:id:a-map:20201230105812j:plain引用:NHK

 

さて今回ですが足利義昭と織田信長が上洛することを成功させましたが、まだ京が安定していないということがよくわかる話になっていました。


そして今回の詮議についてですがかなり難しい内容でしたね。詮議というのはかなりデリケートな話ですからここを間違うと部下の心が離れてしまう可能性もあります。そんな中松永久秀の処遇についてですが信長たちが久秀をかばうのはわかります。しかしそんな中義昭はよく久秀を許しましたね。義昭からすれば久秀は兄が討たれたことに少なからず関係あるわけですし、そのことで藤英たちが許せないというのもわからなくはありません。ただ信長が言うようにやはり戦で成果を上げたのであればそこは見てあげないと別の武将の目もあります。その点からどうなるのかなということもありましたが最終的には久秀が救われたという形でなるほどなと思いました。


ただ問題は春門ですよね。得てして組織が駄目な時というのは大体はその中に入る人事もダメだったりするので、その筆頭であると思われるこの春門に関してはやはり入れ替えるべきだと思いますし、それ以外も大幅な人事の変更というのは本来必要だと思います。そのためここで人事をそのままにしたという事は後に不安の種を残したというのは間違いないのかなと思います。


そして早くも義昭が襲撃されてしまいましたがやっぱり簡単に治安というのは収まらないものですね。しかしこのことに怒った信長が自分の手の者を使って将軍を守り、更には城を2ヶ月というスピードで作るという言い出します。この辺のスピード感はさすが信長ですが、ただ実際これにはなかなかついて来れなかったり反感を持ってしまうという人物が出てくるのも仕方がないところですよね。そんな中光秀は仏像すら資材に使うというところにとても違和感を覚えていたように思いました。しかしとうの将軍である義昭は信長にとても感謝して喜んでいる様子を見せました。この関係性がどうなっていくのかというところも気になるところですね。


そして今回信長は自分の手で京を収めていくという流れを作り始めましたが、これがスムーズに行くのかそれともそうでは無いのかというところが気になるところですね。引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

f:id:a-map:20201230105814j:plain引用:NHK 

 

ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★28話のおまけパート

今回は旧二条城復元石垣、京都御苑内についてでした。(京都府京都市)

 

1568年足利義昭は織田信長とともについに上洛を果たしました。


将軍の仮御所となった本国寺は広い境内にいくつもの小寺院を抱える日蓮宗の大本山でした。そして今も本国寺西門跡が残されています。そして信長記によれば義昭が本国寺で三好三人衆の襲撃を受けた際、光秀は警備を担当したと記されています。


その後信長により造営された将軍の御所、旧二条城は深い堀と石垣が巡らされ門には矢倉もあったと言われています。そして現在も復元された石垣が残っています。更にこの石垣には京都中から集められた墓石や石仏も使われました。そのため旧二条城跡から発見された石仏は200以上にもなりました。


そして城作りにも関わった光秀は義昭の上洛をきっかけに政治の表舞台に立つことになりました。


交通

旧二条城復元石垣、京都御苑内

地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車、徒歩5分

 

次のストーリー【第29話 摂津晴門の計略】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


摂津春門(片岡鶴太郎)

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幕府の政所を仕切っているが腐敗した幕府の中枢にいる人物でもある。そして成り上がり者の信長に指示や罵倒されることに強い怒りを覚えていて信長への反抗心を持っている


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