引用:NHK
前回のあらすじ
1566年、覚慶は還俗して足利義昭を名乗り朝倉義景を頼って越前へ向かった。
しかしそんな中京では足利義栄が14代将軍に任命されてしまう。
麒麟がくる/第26話【三渕の奸計(かんけい)】あらすじ
引用:NHK
1567年、越前の朝倉義景がついに上洛を決意した。そんな中、京を手中に収めていた三好一派は足利義栄を足利14代将軍にすることに成功する。しかし義栄は重い病を抱えていたためため京へは行けず摂津に留まっていた。そんな中足利義昭は一条院で義景と二条晴義が見届ける中、元服を果たして無事武士となり次期将軍候補となった。そしてこのことにより義昭達は三好一派への起死回生の一手の準備が整った。
その後越前では義昭の元服を祝して宴会を開いていたがその席で義景は上洛についての意気込みを語る。しかし家臣達は上洛派と反上洛派で意見が分かれてしまう。そして光秀は朝倉家では上洛は果たせないと思い始める。
その後光秀は織田信長の元へ行く。そして光秀は信長に義景も他の諸大名も全て忘れて信長1人で義昭を上洛させるべきだと告げる。それに対して信長は大変驚いた様子を見せるが光秀の説得に応じて織田家のみで義昭を上洛させることにする。その後光秀は義昭の元へ行き義景は頼りにならないので信長とともに京へ上洛するべきだと進言する。それに対して義昭は光秀のことを信じて織田家を頼り美濃へ行くことを決める。
その後義景のもとに義昭から手紙が届けられる。その内容は義景に世話になった、美濃へ向かうという内容のものだった。それを見た朝倉義景は激怒して、山崎に国境を兵で固めて義昭を国から出すなと命令する。しかしその後義昭の嫡男が死亡する。そしてそのことにより義昭は茫然自失となってしまう。そんな中義昭など一行は義景に礼を尽くす。
その後朝倉家が落ち着いた頃を見計らい義昭たちは越前を出て美濃へ向かうことにする。そして藤英が義景の元へそのための挨拶をしに行くと義景は嫡男の葬儀の際義昭たちが礼を尽くしてくれたことに対して礼を言い、以前とは打って変わって義昭たちの美濃行きを認める。
その後義昭は越前を出て美濃へ向かう。
麒麟がくる/第26話【三渕の奸計(かんけい)】感想
引用:NHK
さて今回は足利義昭が将軍として任命されることができる状態になったにもかかわらず朝倉義景の態度がはっきりせず上洛がうまくいかないという話でしたね。
そんな中まずは謎が多い伊呂波太夫についてですが、ようやく伊呂波太夫の目的がが出てきました。それは京の御所の塀を直すという内容でした。しかしこれを理由に伊呂波太夫がお金を集めているということはやっぱり不思議ですね。どうして伊呂波太夫が御所の塀を直したいんでしょうか。いずれその詳しい内容が出てくるかもしれませんね。
そして義景ですが、義景は有能なところもあるのかなと思いましたがやっぱり領主としては足りないところがあったようですね。特に部下を纏めきれていないというところは致命的で、部下を纏めきれてないと今回のようにイザというときに動けないということが起こってしまいます。ただこの時代で部下を纏めきるという事はとても難しいことで、ある程度反発が出てしまうのはやはり仕方のないところなんだと思います。
しかし今回で義景という人物の器がある程度わかってしまうこととなりましたね。それにしてもあれだけ可愛がっていた嫡男が亡くなってしまったのは可哀想でしたね。この件については詳細は出て来ませんでしたがおそらく藤英や山崎達の計略なんでしょうね。さすがに嫡男殺害というのはどうなのかなと思いました。でも時代的には仕方のないものなのかもしれないですね。
そして今回は光秀が大活躍でしたね。光秀の判断で信長も義昭も上洛を決めました。今の光秀はそれほど影響力がある人物になっているんだなって感じられる話でしたね。そんな中光秀が信長の説得に行った際の信長は判断力の速さと先見の明はさすがだなと思いました。そして信長が特に堺を欲しがっているというのは面白かったですね。その理由としてはもちろん商いにも興味があったと思いますが信長が言うように南蛮人の物にも興味があったんでしょう。そういったことから信長は上洛は賛成だったんだと思いますが朝倉など諸大名に頼らないという決断をすぐにできたところは本当に凄いと思います。さすが信長ですね。
さて今回は義昭が次に頼る相手を信長に決めたということになりました。そして今回は光秀も義昭のお供となって一緒に美濃へ向かいました。ここからスムーズに上洛ができるのか、また越前を出ることになった光秀は今後どのような立ち振る舞いをしていくのかというのが気になってくるところですね。では引き続き先を見ていきたいと思います。
おまけ
引用:NHK
ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。
今回は御所・安養寺跡についてでした。(福井県福井市)
足利義昭は越前の朝倉家を頼りこの地を訪れました。義昭は駿河から朝倉街道を使って越前入ったとみられています。現在も旧朝倉街道は残っています。
そして安養寺は一乗谷の中でも規模が大きく格式が高い寺院でした。義昭はこの寺に向かい入れられ敷地には御所も設けられました。
そして義昭は次期将軍候補として歓待を受け朝倉家ではたびたび饗宴が催されたといいます。また南陽寺では花見が行われ、庭の桜を題材に歌を送りあったと言われています。しかしそんな生活の中でいつまで経っても上洛に応じない義景を見限った義昭は一乗谷を離れ美濃へ向かいました。
交通
御所・安養寺跡
JR「福井駅」からバス「復原町並下車」下車、徒歩10分
主な登場人物
下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります
山崎吉家(榎木孝明)
朝倉義景の家老。朝倉家のことを考えて動いているが基本的には国内のことのみに政治や力を向けている。そのため朝倉義景が上洛をしようとしていることをよく思っておらず、最終的に朝倉義景が上洛ができなかったことを喜ばしく思っている
ユーネクスト
ユーネクストならいつでも大河ドラマを見ることができます。また借りに行く手間もありません。まだ登録していない方にはオススメです。
ツイッター
Twitterで記事更新の通知などしていますのでフォローしていただけたら嬉しいです。