引用:NHK
前回のあらすじ
1558年足利義輝は三好長慶と和解し5年ぶりに京へ戻ることとなった。そんな中光秀は朝倉義景の使者として義輝の回帰祝いを渡すため京へ行くことになる。
その後信長も義輝に会うため上京する。そして信長は今川義元と斎藤義龍が手を組んで尾張を狙っているから両者に話をつけてほしいと頼む。しかし義輝は今の自分には大名同士の争いを止める力はないことを告げる。
麒麟がくる/第20話【家康への文】あらすじ
引用:NHK
1560年駿河では今川義元が家臣達を集めて、大高城と鳴海城を足掛かりに尾張へ攻め入るための評議をしていた。そして義元はこの戦には自分も出陣すると告げ家臣の士気を高めると、先陣を徳川家康率いる三河の兵に任せることにする。その後義元は2万5千の兵士を率いて尾張を目指す。
一方越前では光秀に子どもが生まれていた。そんな中光秀は尾張の織田信長が今川と一大決戦をしようとしていることを知り、尾張を救うため一計を案じて帰蝶に手紙を出す。その後光秀は信長に会うため尾張へ向かう。
片や尾張では信長達が今川軍の侵攻を知り評議を開いていた。そんな中帰蝶は光秀の策に従って家康を寝返らせるために、家康の母である於大の方と叔父の水野信元を取り込んでおこうとしていた。そして信長はそのことを知り帰蝶と共に於大の方達の元へ行くことにする。その後信長達は今川軍を打ち破った際には家康達に三河を返すことを約束して於大の方と信元の説得に成功する。
その後義元は三河の岡崎城に入り、家康は兵糧を持って大高城へ向かう。そんな中信長は家臣達に家康には手を出さずに大高城へ通すようにと命令を出す。そして家康はなんなく大高城へ入城することに成功する。しかし家康は織田軍から一切の攻撃を受けずに大高城へ入れたことに不信感を抱いていた。
その後家康の部屋に菊丸が現れる。そして家康は菊丸から於大の方と信元からの手紙を渡される。更に家康は今回の件について事情を説明され、今川を裏切って滅ぼせば三河の者は解放されるから今川を裏切るべきだと菊丸に進言される。
麒麟がくる/第20話【家康への文】感想
引用:NHK
今回は織田家と今川家の一大決戦である桶狭間の戦いに向けた準備の話でしたね。
まずは光秀ですが、子ども達に読み書きを教えている姿は似合っていましたね。性格的にも光秀は教師として向いている感じがします。そして光秀はもう子どもが生まれていましたね!そうしたこともあってか光秀は生活面のことを考えて朝倉家へ仕官することにしました。しかし義景はダメですね。せっかくの優秀な人材との面会も遊びですっぽかしてしまいました。義景のこの様子では国のかじ取りをしていても先が知れていますよね。そして光秀が帰蝶に授けた家康懐柔の策ですけどこれは確かにいい作戦ですよね。そんな光秀は尾張へ向かうことにしました。これで光秀は信長の家臣になっていくという流れになりそうですね。
そして今川義元ですが他作品と違って貫禄あっていいですよね。麒麟がくるでは従来の義元のイメージとは結構人物像が違います。しかし駿河は大国ですし、この地を治めている大名としてはこれくらい貫禄があってほしいですよね。
そして信長ですけど今回はかなり頭を悩ませているようですが、そんな中於大の方と信元に会いに行けたのはよかったですね。於大の方と信元の賛同も得られたのでこれで家康が動けば今川家との兵の数の差も少しは埋められますからね。しかしこの策の効果と誰がこの策を考えたのかをすぐに察したところはさすが信長だなって感じがしました。
そして家康ですけど、まずは駒と家康の関係が気になりますね。二人は患者と医師の関係なんですかね?それにしても駒の治療の腕は相当上がっているようです。そして家康は駒に胸の内を漏らしていましたが、家康はずっと我慢をしているんですね。確かにどこにいてもずっと人質として生活をしていますし、尾張との戦では先陣にされるということも危険が大きくて不満が出るでしょう。しかし家康は三河奪還のためにぐっと堪えているんですね。
そんな家康に今川を裏切って三河を返してもらえるというチャンスが舞い込んできました。しかしタイミングがあまりにも難しいところです。家康は今回の今川への裏切りを突然突き付けられてどんな判断をするんでしょうか。家康の決断も気になるところですね。
さて今回は織田家、今川家の戦争前の話が中心でした。そして両家が虎視眈々と戦に向けて準備をしていましたが、戦というのは準備の段階からかなり労力がかかるんだなということがわかる内容になっていましたね。次回は有名な一大決戦の桶狭間の戦いです。どんな内容になるのか楽しみに先を見ていきたいと思います。
おまけ
引用:NHK
ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。
今回は大高城についてでした。
今川義元の侵攻に備えて織田信長はこの地に砦を築きました。その一つが鷲津砦です。今川家の城と城の間に築かれたこの砦は今川家の補給路を断つ役割をしていました。
そして鷲津砦と同時期に築かれた丸根都砦には500人余りの織田軍がいたといわれています。そんな中徳川家康は孤立した今川軍に兵糧を運ぶように命じられました。その際家康が進軍した道が今も残されています。
そして家康は織田軍の監視をかいくぐり、見事大高城へ入城することに成功しました。そしてこの大高城は尾張攻略の最前線となった場所でした。
そんな大高城の本丸の後には当時よりこの地に鎮座する城山八幡社が今も祀られています。
交通
大高城跡
JR「大高」下車、徒歩13分
主な登場人物
下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります
朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)
越前を治めている大名で光秀を匿ってくれた人物。そして義景は野心はあまり持っておらず、争いを嫌い、日々の暮らしを楽しむ性格の持ち主。そんな義景は真剣に仕官してきた光秀に対して蹴鞠を優先し約束をすっぽかしてしまう。そしてそのことで光秀は義景に呆れて義景への仕官を止めてしまう
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