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麒麟がくる/第16話【大きな国】あらすじと感想(ネタバレあり)大河ドラマ/2020年

f:id:a-map:20201230112009j:plain引用:NHK

前回のあらすじ

道三は深芳野の死をきっかけに出家して嫡男の義龍に家督を譲ったが義龍が家督を継いだことを孫四郎や帰蝶が納得しておらず混乱が起こる。

 

その後美濃内部は混乱し、義龍は道三を討つ決意をする。

 

前回のあらすじ【第15話 道三、わが父に非(あら)ず】

 

 

麒麟がくる/第16話【大きな国】あらすじ

f:id:a-map:20200507180657j:plain引用:NHK

 

美濃は道三と義龍の間でいつ戦が起こってもおかしくない状況となっていたが、そんな中光秀と光安は戦になった場合にどう動くべきか迷っていた。そして光秀は帰蝶や義龍に会いに行き、戦を避けるために奔走する。


一方駿河では太原雪斎が病死してしまう。そして雪斎の治療をしていた東庵と駒から情報が漏れないようにするために二人は寺で軟禁される日々を送っていたが、東庵達はその中で徳川家康と知り合い親交をもつ。そんな中駒は美濃の国が二分して戦が起こりそうと知り、菊丸に頼んで寺から一緒に逃げ出すことにする。


片や美濃では道三が義龍と戦うことを決めて大桑城へ兵を招集し始める。そして光秀は道三の元へ行き出陣をやめてほしいと願い出るが道三の決意は変わらなかった。そんな中道三は光秀に大和をまとめるような大きな国を作りたかったが美濃一国で終わったと言い、信長なら大和を纏めるような大きな国が作れるかもしれないと告げる。更に道三は光秀と信長で大きな国を作るのだと言うと戦場へ向かう。


その後光秀が館に戻ると人々が慌てふためいていた。そして光秀は伝吾から光安が道三の陣へ向かったと知らされる。更に光秀は牧から義龍の使者がきて稲葉山城へ来るようにとの知らせがあったと聞かされる。そして光秀は部屋で思案する。その後光秀は戦支度をすると家臣を集める。そして光秀は家臣に大きな声で道三の陣へ行く、敵は義龍だと号令を発する。

 

麒麟がくる/第16話【大きな国】感想

f:id:a-map:20200507180701j:plain引用:NHK

 

今回は前回に引き続き美濃内部の混乱の話でしたね。


まずは帰蝶ですが、義龍に対して相当怒りを露わにしていました。孫四郎と喜平次が殺されたことがよほどショックだったんでしょうね。可愛がっていた兄弟が殺されたわけですしそれはそうですよね。そして帰蝶は光秀にも怒っていましたが、孫四郎と喜平次を光秀の元に行かせたのは帰蝶だったようですし、帰蝶も光秀ならうまく取り計らってくれると思っていたから、孫四郎と喜平次が光秀に追い返されたのがショックだったんでしょうね。でも確かに光秀の言うように孫四郎と喜平次を追いこんだのは帰蝶が後押ししたからというのはあると思うので、孫四郎と喜平次が死んだことは帰蝶にも少なからず責任はあるのかもしれないですね。


そんな中信長も隣の部屋で光秀の話を聞いていましたが、信長は冷静に状況分析していましたね。さすが信長だなって感じでした。そういえば信長は美濃の兵士の数まで調べあげていましたが、間者によって美濃の兵士の数がバレてるなんて結構情報は筒抜けになっているものなんですね。


そして駿河でも大黒柱の太原雪斎の死という大きな出来事があったようです。そして東庵達は太原雪斎の死をもらさないように軟禁されていましたが、この時代なら軟禁しておけば滅多なことでは情報は洩れなかったんでしょうね。そういえば竹千代が成長して大きくなっていました。それに対して迷ったんですがここから家康と呼んでいくことにしました。それにしても竹千代は成長して人物的には以前より丸くなっている感じがしましたね。そして東庵は家康の将棋の相手をすることになりましたが、東庵は京では将棋の東庵と呼ばれていたんですね。そんな東庵はすごろくから闘鶏、それに将棋と趣味が多いですが、これで医者じゃなかったら職業は遊び人って感じですよね(笑)ちなみに東庵は賭け事はヘタみたいですが将棋は強いんですかね?


そして光安ですが、今回の光安の踊りは心に刺さりました。光安は領地を守るために必死だったんですね。個人的には光安なりの必死さが伝わって頑張ってるんだなって感じました。そんな中の義龍の領地転換ですけど、これは当時だとどうなのかわからないですが国のためには必要なことに思えました。そのためこの義龍の土地の検分をして改め領地を振り分け直すというのは内政として優秀な一手に感じました。


そして道三ですね。道三が家督を譲った理由は老いを感じたからだったようです。そして道三は結局出陣を決めて戦に向かってしまいました。これは道三のけじめと決意なんでしょうね。ここで止まれないのが道三の長所でもあり、短所でもあるんだろうなって感じました。そんな道三が義龍をどう思っているのか、国に対して、嘘に対してどう考えているのかが出てきましたがさすが道三だなって思いました。この道三が人心掌握ができなかったのが本当に残念です、魅力的な人物だとは思うんですけどね。そういえば道三と光秀が話をしていたとき道三に後光が当たっていましたが、すごく格好よかったですね。もはや道三が主人公くらいに感じました。


そして光秀ですが、道三と義龍が戦になってどちらにつくのかなって思いました。光安は先に道三の元へ行っていましたが、光秀はどんな決断を取るのかと見ていたら、光秀は最終的に道三につくことにしたんですね。これで光秀は義龍と敵対することになりました。次回は国を二分した戦いですがどんな話になるのか今から楽しみです。引き続き先を見ていきたいと思います。

 

おまけ

f:id:a-map:20200507180705j:plain引用:NHK 

 

ドラマが終わった後に流れるおまけパートについてです。

 

★16話のおまけパート

今回は大桑城についてでした。

 

岐阜県山県市に土岐氏が築いた美濃の守護所、大桑城がありました。


標高400メートルの古城山の近くには曲輪や堀、石垣と思われる遺構が残されています。また麓には城下町が作られ、美濃の中心地として賑わっていたと伝えられています。


そんなこの地は掘りや土塁で堅く守られていましたが、斎藤道三によりたびたび攻められ大桑城も落城したと言われています。そして戦いに敗れた土岐氏はやがて守護としての立場に終わりをつげることとなりました。


そして義龍の謀反によりこの地に逃れた道三は雪解けを待ち息子との対決の地に向かいました。


交通

大桑城跡(古城山登山口)

JR「岐阜」からバス「岐北厚生病院前」乗り換え
「椿野」下車、徒歩15分 ※日・祝運休あり

 

次のストーリー【第17話 長良川の戦い】

 

 

 

主な登場人物

下記の項目画像は[NHK ]からの引用になります


煕子(木村文乃)

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妻木氏の娘で光秀の幼馴染。光秀と結婚をして明智家へ嫁いできた。常に光秀を立てつつ光秀のことを支えている


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