100名城さんぽ

日本100名城さんぽ/戦国の世に思いを馳せて

日本100名城と大河ドラマのサイトになります。100名城の基本情報からや実際に城廻りをした際のことを載せています。皆さんの城廻りの一助になれれば幸いです!

江戸城/皇居さんぽ【スタンプと見どころ】/日本100名城(東京都千代田区)Japanese castle

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日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!

 

今回は江戸城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。


江戸城.城さんぽ編
江戸城.周辺さんぽ編
江戸城おまけ編

そしてここでは城さんぽ編として大手門→富士見櫓→本丸広場→天守→二重橋などを紹介しています!(2019年5月)

 

 

 

マップ

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江戸城内マップです。

 

江戸城は現在の皇居でもあり、その中で見て回れる場所は皇居外苑と皇居東御苑があります。まずは皇居東御苑から見ていこうと思います。

 

皇居東御苑へ入れる門は何か所かありますが、今回は大手門から皇居東御苑へ中に入りました。

 

スタート 東京駅

①大手門

②富士見櫓

③松の大廊下跡

④本丸広場

⑤二の丸庭園

⑥二重橋

 

上記の順番で回りました。

 

二重橋は皇居外苑となっているのマップ外の場所となっています。

 

大手門

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まずは大手門へ向かいます。

 

皇居東御苑へは写真の門から入場しました。皇居は街中にあるため入り口の橋周辺を見渡すとビルが目に入ってきます。

 

尚、橋を渡り門をくぐる前に持ち物検査があります。バックを持っている人はバックの中を検査されます。

 

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持ち物検査を終えてすぐに出てくるのが大手門です。

 

大手門付近には石碑や看板、シャチホコなどもあります。また看板には大手門の概要が書かれています。

 

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大手門です。

 

かなり大きくて迫力があります。門の扉を眺めるとかなり分厚くて堅固な造りになっていることがわかります。

 

そして大手門を抜けると受付があります。ここで入園票をもらって出るときに入園票を返します。

 

受付を抜けてすぐに園内のマップやトイレがあります。東御苑はとても広いですが、こうして看板など何か所もあるので迷ったときは現在地を確認することができます。

 

また園内は全て解放されているわけではなく入れない場所もあります。入れない場所には皇宮警察の人が立っていると思いますが、いない場合も立ち入り禁止の看板がある場所は入らないようにしましょう。

 

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大手門の受付を抜けて道なりに進むと三の丸尚蔵館があります。

 

三の丸尚蔵館は無料で中を見て回ることができます


時期によって三の丸尚蔵館で公開されているものは変わるようです。また三の丸尚蔵館内は撮影禁止だったため館内では写真を撮っていません。

 

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先に進むと木々に囲まれた休憩スポットがあります。建物の中には入れませんが、ベンチがあるので座って休憩することができます。

 

そしてベンチ横に公衆電話がありました。電話は使えるのかはちょっとわかりませんでした。 

 

それと休憩スポットのベンチの前に水道もありました。

 

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同心番所です。

 

休憩スポットを抜けると番所がありますが、江戸時代の人はここで見張りをしていたんですね。 

 

番所は同心番所、百人番所、大番所と三か所あります。本丸に向かうためにはこの三か所の番所を抜けていったようです。

 

大手門から入って一番最初にあるこの同心番所はそんなに大きくない建物です。

 

同心番所は概要を記した看板や宮内庁音声ガイドアプリの看板もありました。アプリを使いながら東御苑内を回るのもよさそうですね。

 

更に少し進むと、振り返れば同心番所で少し先に百人番所が見えてきます。二つの番所は距離的に結構近くにあるということですね。

 

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百人番所です。

 

こちらはとても大きいというか広いですね!名前の通り百人常駐することができそうな広さです。

 

そして百人番所付近に植木がありますが、東御苑の要所要所にある植木も立派で見ごたえあります。

 

更に百人番所の奥に縁側もありました。縁側ではもしかしたら百人番所の人達がお茶をしながら江戸幕府の話とかをしていたかもしれないなと思ったりもしました。

 

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続いて中之門跡です。

 

この門跡の先に大番所があります。

 

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石垣の間に門の跡が残されています 。

 

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石垣のアップです。

城廻りというと石垣も見どころの一つですよね。

 

それにしても機械のない時代によくこれだけの石を積みましたよね。本当にすごいことだと思います。

 

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大番所です。


大番所は三つある番所の中で最後にある番所になるので、警備上とても重要な場所だったようです。そしてそのため大番所は他の番所より位の高い人達が警備していたようです。

 

建物としては百人番所のほうが広いですが、確かに大番所は同心番所や百人番所に比べて風格があるように感じます。

 

そして大番所の周りに植えられている木々も立派でした。

 

富士見櫓

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大番所を抜けると本丸方面と富士見櫓方面への道が続きます。どちらへ向かうにしても看板があるのでわかりやすいかと思います。今回は富士見櫓から先に見ていこうと思います。

 

道中は緑が多く、園内ではいたるところで自然を感じることができます。

 

そして上の画像のように果樹園などもあります。果樹園は看板があり、植えられている果樹の種類がわかるようになっています。

 

果樹園も見て回っている人が結構多かったので、皇居東御苑が建造物だけではなく植物も楽しんでいる人が多いということが伺えました。

 

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緑を楽しみながら歩いていると富士見櫓の看板と遠目に富士見櫓が出てきました。

 

この辺りまで来るとビルが見えない場所などもあり、オフィス街にいるとは思えない光景が広がっています。

 
富士見櫓の看板には富士見櫓からの眺めについて書かれていました。江戸時代はここから富士山が見えたようです。また富士見櫓の概要についても書かれていました。

 

そして富士見櫓の近くに大木がありました。樹齢はわかりませんが富士見櫓の建物と合わせて見るのにマッチしている大木だなって感じました。

 

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富士見櫓です。

 

一見するとお城のようにも見えますね。時代を感じる建物です。江戸城に来たら絶対に見ておきたい場所ですね。とても見ごたえのある建物でした。

 

 

富士見櫓の風景です。

 

松の大廊下跡

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続いて本丸広場の外周の観光スポットを見に行きました。外周で一番見たかったのは松の大廊下跡です。

 

松の大廊下といえば、あの忠臣蔵で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかった場所ですね。有名なシーンの場所なので立ち寄っている人も多かったです。

 

松の大廊下跡には看板があり、その概要が書かれていました。 

 

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松の大廊下跡です。

 

松の大廊下跡は現在完全に森の一部となっていました。そのため建造物などは残っていませんでしたが、吉良上野介が斬られた場所と本丸との位置関係を知ることができました。松の大廊下跡は本丸から結構近いんだなって思いました。

 

やっぱりこうして有名なスポットを見ると感慨深いというか来てよかったなって思いますよね。

 

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続いて富士見多聞です。


富士見多聞の中は入って見学することができます。土足厳禁なので靴を脱いで入りますがスリッパなどはありません。

 

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1.富士見多聞入り口から見た建物内の様子です。中はそんなに広くはないかなって感じました。

 

2.富士見多聞から外を見た景色です。格子があるので見ずらいですがしっかり外の様子を確認することができます。

 

3.看板の下にある材木は江戸時代の加工していた材木のようです。歴史を感じますね。

 

4.富士見多聞の概要について書かれていました。倉庫や休息所として使われていたようです。

 

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富士見多聞を出て更に外周を進むと石室がありました。

 

石室は緊急時の大奥用の倉庫などとして使われていたようですね。そんな広さはないですが頑丈な作りになっているので、もしものときは重宝したと思います。

 

石室内は公開されていないので中には入ることはできませんでした。

 

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更に外周を進むと竹林がでてきました。こちらにはいろんな種類の竹があります。それにしてもお城に竹林って景観的に合いますよね。

 

そして外周はここで終わりになります。このまま本丸広場や天守台に行くこともできますが、せっかくなので本丸広場を通ろうと思いました。

 

そのため一度番所を抜けた場所まで戻って本丸広場を通り天守台へ向かいました。

 

尚、皇居東御苑内は様々なところにベンチがあるので疲れたら休憩することができます。

 

この日も多くの人がベンチに腰かけて休んでいました。敷地内はかなり広いので疲れたら休憩しながら見て回ったほうがいいと思います。

 

本丸広場

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本丸広場です。

 

とても広い公園のようになっていて木が何本かあるだけで基本は芝生の広場です。芝生に座って休憩している人がところどころにいました。

 

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木の陰でシートを広げてピクニックをしている人たちもいました。

 

本丸広場は一面芝生ですが、そのまま座るのが気になる方は前もってレジャーシートを用意しておくといいかと思います。

 

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天守台です。

 

天守台は本丸広場を抜けるとすぐの場所にあります。天守台でこの大きさですから天守閣は相当大きかったんでしょうね。

 

そんな天守閣は何度か復元の話が出ているようですが、今のところ復元される予定はないようです。機会あれば天守閣をぜひ復元してほしいですね!

 

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天守台は二段階上ることができます。イメージ的には二階建てみたいな感じですかね。

 

更に天守台には看板、昔のマップ、方位を示す置物などもありました。

 

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天守台からの本丸広場の眺めです。本丸方面が一望できます。

 

目の前のまっすぐ縦に続く道の右側が外周で、縦の道をずっと奥に進んだ場所が番所方面ですね。今回はこの縦の道をずっと進んできた感じです。

 

城内にあったマップによると本丸広場の赤丸辺りに大奥があったようです。ただ看板がなかったので明確に大奥とはいえません。おそらく位置的にはあの辺りが大奥だったのかなって感じでした。

 

二の丸庭園

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続いて潮見坂です。

 

潮見坂は天守台から二の丸庭園へ向かう道中にあります。林の中を抜けて潮見坂に来ると一気に視界が開けます。

 

江戸時代は潮見坂から海が見えたみたいです。現在はオフィス街のビルが見えますがこれもまた昔と今の景色が混じって見ごたえのある風景だと思います

 

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潮見坂は結構勾配があり長いので転ばないように気をつけましょう。

 

坂を下り目の前に広がる林へ再び入り、二の丸庭園へ向かいます。

 

 

汐見坂付近の風景です。 

 

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休憩所です。

 

休憩所は潮見坂から二の丸庭園に向かう途中の林の中にありました。中には自動販売機があり、椅子も置かれているので座ってしっかり休憩することができます。天守台からここまで結構距離があるので疲れたときに休憩できるちょうどいいスポットだと思います。

 

ちなみに道中の林には虫が少し多かった気がしたので気になる人は虫よけスプレーを持って行ったほうがいいかもしれないですね。

 

ただ林はマイナスイオンが出ていそうな見渡す限り木に囲まれた場所で、竹林や小川もありオフィス街にいるとは思えないほどの自然を感じることができる場所となっています。そのため散歩にも丁度いいスポットかなって思いました。

 

また林の中にひときわ目立つ木もありました。樹齢も相当長いと思いますが、もしかしたら徳川将軍も見た木かもしれないなと思ったりして感慨深かったです。

 

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二の丸庭園です。


林を抜けて二の丸庭園に入ると一気に視界が広がります。

 

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二の丸庭園の池や木々、置物などあり、池にはニシキゴイもいます。

 

いかにも日本庭園という感じでとても見ごたえがあります。

 

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続いて諏訪の茶屋を見に行きます。

 

諏訪の茶屋は二の丸庭園を抜けてすぐの場所にあります。

 

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諏訪の茶屋です。

 

諏訪の茶屋は庭先から立ち入り禁止になっているので建物だけじゃなく庭も含めて雰囲気を楽しむことができます。

 

そういえば諏訪の茶屋はこの角度だとビルも映ってないので、江戸時代当時の風景はこんな感じだったのかなって思ったりもしました。 

 

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諏訪の茶屋から先に進むと各都道府県の木が植えられている道があります。

 

上記の画像のように47都道府県の木が植えられています。 

 

こういうのがあるの自分と縁のある土地の木を探したくなりますよね。ちなみに僕は出身が栃木なんですが、栃木の木とちのきもありました。

 

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梅林坂です。

 

梅林坂は緩やかですが坂になっています。またこの時は梅の開花時期じゃないのでわかりにくいですが、梅林坂は梅の開花時期である2月ごろには梅が見事な花を咲かせて、花と同時に香りも楽しめる坂となっています。

 

これで皇居東御苑内で見たい場所はだいたい見たので大手門の出口へ向かおうと思います。

 

二重橋

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残すスポットは二重橋と桜田門です。

 

最初すべてのスポットは皇居東御苑の中で見られるのかと思っていました。でも二重橋と桜田門は皇居東御苑ではなく皇居外苑だったようです。

 
ちなみに大手門から二重橋までは結構距離があります。

 

そして皇居外苑は画像左側のように開けた場所で、木が植えられていますが皇居東御苑とはまた違った雰囲気の場所になります。画像右側は外堀です。

 

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二重橋です。

 

江戸城というとこのスポットを目にすることも多いと思います。そのため二重橋はとても人気のあるスポットで、この場所で写真を撮っている観光客の方は大勢いました。

 

そんな二重橋は人気スポットだけあってとても見ごたえのある風景だなって思いました。

 

 

二重橋の風景です。 

 

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最後に二重橋を抜けて桜田門へ向かいます。桜田門は二重橋から割と近い場所にあります。

 

画像の門は二重橋付近から見えますが、あの大きな門の先に桜田門があります。

 

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桜田門です。

 

桜田門は外と繋がっているのでマラソンをしている人など多くの人がこの門を通っています。 

 

この桜田門で江戸城巡りは終わりになります。

 

100名城スタンプ

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今回100名城スタンプを押したのは三の丸尚蔵館の正面辺りにある休憩所です。

 

大手門から入場して受付を済ませてすぐの場所にあります。

 

ちなみに僕は江戸城初日はスタンプを押し忘れて別日にもう一度江戸城にスタンプを押しに来ました(笑)

 

皇居東御苑の外でもスタンプを押せる場所はありますがせっかくなので皇居東御苑内で押せる場所で押しました。 

 

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1.楠公休憩場、2.和田倉休憩場、3.北の丸休憩場の三ヶ所に100名城スタンプが設置されてます。

 

★江戸城

【時間】  9:00~16:30(3/1~4/14、9/1~10/31)
      9:00~16:00(4/15~8/31、11/1~2/末日)
【休み】  月曜日・金曜日、行事の実施等
【料金】  無料
【場所】  東京都千代田区千代田1-1
【アクセス】東京駅
【電話番号】03-3213-1111

 

 

終わりに

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お疲れさまでした、城さんぽはこれで終了となります。ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

ページがだいぶ長くなってしまいましたが、それでもまだまだ説明不足や足りない点もあったと思います。写真で少しでも江戸城の雰囲気を感じてもらえたら幸いです。


実は今回は江戸城に計3回訪れました。初回は皇居東御苑が閉園、2回目は100名城スタンプの押し忘れ、3回目に目的を達成といった感じです。下調べはしていたつもりなんですがまだまだですね(笑)でも次のお城では同じ失敗をしないようにしたいと思います。みなさんも閉園などにお気をつけください!


江戸城さんぽ編はこれで終わりになりますが、周辺さんぽやおまけさんぽなどもありますのでよかったら目を通してみてください!次のお城に行ったらまたレポートをあげたいと思うので気になったらぜひ目を通してみてください。最後までご覧いただき本当にありがとうございました!

 

次のさんぽ【江戸城.周辺さんぽ編】

 

江戸城さんぽレポート

江戸城.城さんぽ編
江戸城.周辺さんぽ編
江戸城おまけ編

 

江戸城紹介レポート

21.江戸城

 

 

 

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