日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!
今回は八王子城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。
①八王子城.城さんぽ編
②八王子城.周辺さんぽ編
③八王子城おまけ編
ここでは八王子城.城さんぽ編として八王子城内を紹介しています!(2020年11月)
マップ
八王子城マップです。
スタート 高尾駅
①ガイダンス施設
②曳橋周辺
③御主殿
④本丸
上記の順番で回りました。
八王子城まで
今回は高尾駅から八王子城に向かいました。八王子城は高尾駅から西東京バスで霊園前・八王子城入口下車して15分ほどの場所にあります。
高尾駅前の風景です。
バスから降りて少し歩くと八王子城の看板が出てきます。ちなみに土日祝日のみ八王子城付近のガイダンス施設まで運行しているバスもあります。
ガイダンス施設です。
こちらには100名城スタンプがあるので集めている方は最初に寄っておくほうがいいと思います。僕も100名城スタンプを集めているので最初に寄りました。
ガイダンス施設に入ると甲冑などの展示物があるので見物させてもらいました。それとこちらに八王子城の地図もありました。
施設を出て先に進みます。そういえばガイダンス施設近くに駐車場があったので車やバイクで来たらここまでは来ることができるようです。
八王子城
いよいよ八王子城の石碑が出てきました。ここからが八王子城になるんですかね。
少し歩くと八王子城管理棟が出てきます。
施設の近くには石碑や八王子城の説明分があります。
施設を抜けると山道に入ります。八王子城は山の中にありますが、森林浴をしながらの散策は気持ちいいですね。更に健康にもいいので一石二鳥です!
橋を渡って先に進みます。
山道ですが舗装されているので歩くのはさほど困難ではありません。
1.大手門跡です。
遺構はありませんが看板があるので元にあった位置がわかるようになっています。
2.古道の看板です。
3.古道の雰囲気です。
古道は景観のいい山道で歩いているだけで癒されます。
4.川です。
川で家族連れの人たちが楽しそうに川遊びをしていました。この日は暑かったので僕も思わず入りたくなりました(笑)
山道を進むと視界が開けて見事な曳橋が出てきます。
尚、こちらの曳橋は復元されたものですが当時はもっと簡素な木橋で敵の侵入時には簡単に壊せるように設計されていたようです。
御主殿
石垣です。
こちらの石垣は400年崩れずに残っていた石垣がそのまま残されているようです。そのため戦国時代の石積様式を感じられる石垣となっています。
尚、こちらの石垣は砂岩を利用して一つ一つ丁寧に積み重ねられ、隙間に小石を敷き詰めて強固な造りにしてある石垣となっています。
御主殿虎口と櫓門跡の様子です。
尚、八王子城の虎口は途中二か所の踊り場があり前面に石が敷かれているという独特の造りをしています。
門を抜ければ御主殿です。
門と石階段の雰囲気がいい感じです。
御主殿跡です。
御主殿は八王子城の中心で城主の北条氏照の居館がありました。尚、御主殿は遺構はあまりなく広場が中心となっています。
1.主殿跡です。
どの辺に主殿があったのかわかるようになっています。
2.主殿の看板です。
3.堀跡です。
4. 庭園跡です。
御主殿広場には遺構は少ないですが様々な跡地に石碑などがあります。そしてそれぞれどの位置にあったのか、どんな建造物だったのかわかるよう説明文が記載されています。
こちらは会所跡になっています。復元されているところを登ると建物の広さを確認することができます。
1.御主殿広場の別の出入り口
2.御主殿広場の石碑
3.御主殿の滝です。
4.本丸への看板
本丸と御主殿の分かれ道まで戻ってきました。今度は本丸へ向かおうと思います。
本丸
続いて本丸へ向かいます。
本丸へはこちらの鳥居を潜って向かいます。
本丸への道です。
御主殿は整備された山道といった感じで御主殿までたどり着くのは簡単でした。しかしこちらは完全に山道で整備もあまりされていないので、モロに山登りという感じです。こちらの山道は城の見学というより登山だと思ったほうがいいと思います。
ところどころに看板はありますが、基本は一本道となっています。
整備されていない道というのはかなり疲れるものですね。それに加えて勾配もあるので先に進むのがかなり大変です。
でも途中ですれ違う人たちが挨拶とかしてくれたりしていつもの城廻りとは違った楽しさがあります。
登山はしないのでわからなかったですが登山同士だとこういうことはあるものなんですかね?
身体は疲れてきましたが時折こうした景色を見ると頑張ろうという気持ちになります。
あまりに疲れてきてすれ違う人にまだ頂上まで距離があるのか尋ねてみました。そしてすれ違う人からまだ頂上までしばらく登ると聞いてちょっと心が折れそうになりました。
完全に運動不足ですね。普段からもっとしっかりと運動しておこうと思いました。
1.金子丸跡の石碑です。
2.石碑です。
石碑も気になったんですが手前の木の枝が凄い折れ方をした跡がそっちも気になりました。
3. 柵門跡の看板です。
4.休憩スポット
ようやく休憩スポット的な場所に出てきました。少し休みましたがここまで相当長い道のりでかなり疲れました(笑)この日は暑かったのもありますが水がないときに補給できるポイントが一切ないので水分補給はできるようにしっかり飲み物を持って登ることをオススメします。
更に先に進みます。休憩をして少し体が楽になったので頂上へ向かう足取りも軽くなりました。
この辺りはまったく舗装されてないですが昔はこういう中で目的地に向かったり、それこそ城に攻め入ったのかなって思うとその大変さが感じられました。
1.時折しっかり整備された石階段もあります。
2.山からの景色です。
3.看板です。
4. 九合目の石碑です。
やっとここまで来た。頂上までもう少しだとモチベーションが上がりました!!
頂上近くで見晴らしがとてもいい場所にたどり着きました。
この景色を見たら一気に疲れが吹き飛びました…ということはありませんでしたがでもここまで来てよかったと思えました!
八王子城頂上
頂上です。
頂上入り口は思ったよりさっぱりした感じですね。ただこの先にも本丸や松木曲輪などがあります。
頂上にあった石碑や小屋です。
左下の2本の大木はまるでここを通ってといわんばかりにそびえたっていました。パワースポット感があるように感じたんですけどそれって僕だけですかね。
頂上にあった階段で更に上に進みます。
階段を上がると神社がありました。
ここから松木曲輪と本丸へ行けますが、まずは松木曲輪に向かいました。
松木曲輪です。
松木曲輪は頂上入り口からすぐ先に進んだところにありました。視界が開けて腰掛ける場所もあります。
松木曲輪にあった石碑や看板、遺構などです。
左上は 赤みがかかった色になってしまいましたが松木曲輪にあった遺構です。
ちなみに松木曲輪は二の丸や中の丸とも呼ばれていたようです。
松木曲輪からの景色です。絶景で見ごたえありました!
ここが頂上では一番休めるスポットだったのでここで少し休憩しました。
ちなみに頂上にも飲み物が売っていたり水道があったりしないので注意してください。トイレもありませんでした。
本丸
では最後の本丸に向かいます。
こちらも松木曲輪からすぐの場所にあります。ただ道中はなかなかの獣道です。
本丸跡です。
本丸はあっさりしていて面積も広くはないです。そのため大きな建物は建っていなかったと考えられているようです。
本丸の看板と建物です。
本丸は最も重要な曲輪ですが、ここは横地監物が守っていたといわれています。
本丸は広さ的にこんな感じでした。
ここまでの道のりは長かったですが、本丸まで来ると登り切れてよかったなって思いました!
100名城スタンプ
今回はガイダンス施設で100名城スタンプを押しました。
施設内には展示物もあり、受付に100名城スタンプが置いてありました。
1.八王子城跡管理棟前、2.ガイダンス施設の二ヶ所に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 いつでも
【休み】 無休
【料金】 無料
【場所】 東京都八王子市元八王子町・下恩方町・西寺方町
【アクセス】JR高尾駅→バス霊園前・八王子城跡入口
【電話番号】042-620-7265
【時間】 9:00~17:00
【休み】 年末年始
【料金】 無料
【場所】 東京都八王子市元八王子町3-2664-2
【アクセス】JR高尾駅→バス霊園前・八王子城跡入口
【電話番号】042-663-2800
終わりに
ここまでが八王子城城さんぽ編になります。
城さんぽ編として八王子城をザッと見ていきましたが、八王子城は山の中だったため景観もよく空気も綺麗で城の見学を楽しむだけではなく自然も同時に満喫することができました。
ただ本丸までの山道は相当大変で完全に登山という感じでした。それだけ大変だったこともあり山頂まで行ったときの喜びは大きかったです。本丸跡はひっそりとした感じでしたが松木曲輪は景色も絶景で登りきれそうだったらぜひオススメしたい景色でした!
そして今回は八王子城と合わせて高尾山駅周辺も見てきたので、その際のレポートを周辺さんぽ編に載せています。よろしければ周辺さんぽ編も合わせて目を通してみてください!
八王子城さんぽレポート
①八王子城.城さんぽ編
②八王子城.周辺さんぽ編
③八王子城おまけ編
八王子城紹介レポート