日本100名城の城址スタンプ廻り、観光さんぽ実体験レポートになります。100名城を廻ると47都道府県を全て巡ることになります。この日本一周の旅をマイペースに綴っていけたらと思うのでよかったら気楽に目を通してみてください!
今回は丸亀城に行ってきたので、その際のさんぽあしあとを紹介していきます。尚、今回の城さんぽレポートは下記の計3ページとなっています。
ここでは丸亀城.城さんぽ編として丸亀城址公園内を紹介しています!(2020年12月)
マップ
丸亀城のマップです。
①大手一の門
②三の丸
③天守
④搦手門跡
⑤玄関先御門
上記の順番で回りました。
大手一の門
今回は宿泊地からレンタカーで丸亀城へ向かいました。車は丸亀城の北にある丸亀市民ひろばの駐車場へ到着しました。こちらは無料の駐車場となっています。
駐車場からも存在感のある丸亀城の天守を見ることができます。
丸亀城の外堀です。
こちらの外堀の水は海が近いということもあり瀬戸内の海水が入っているようです。
丸亀城入り口です。
大手二の門です。
こちらは一の門と同時に建てられた高麗門形式の門になっています。
丸亀城の顔として入り口に存在するこの門は丸亀城の代名詞でもある石垣が使用されていて、大きな石でノミの跡も綺麗に仕上がっている石垣が使われています。
城内に入ってすぐの石垣や城壁の狭間です。狭間の間から城外を確認するとしっかり城の外を目視することができました。
石垣には幸運のハートの石がありました。
大手一の門です。
大手一の門を抜けると広場になっていました。こちらには人力車もあり、人力車で城内を廻ることもできるようでした。
丸亀城内観光案内所です。
観光案内所ではお土産が売っています。また100名城スタンプはこちらと天守にあります。尚、今回僕は天守でスタンプを押しました。
またうちわが手作りで作られていましたが、予約をすればうちわ作りを体験することもできるようです。
見返り坂です。
大手門から天守へ向かう坂道で、急な傾斜の坂のため時々振り返りたくなることからこの名前がつけられたようです。
見返り坂の様子や石碑です。尚、ここにはスズメバチが出ることもあるようです。
丸亀城の見どころでもある石垣の美です。
三の丸北側の石垣で日本一高い石垣の城を誇る丸亀城の中でも最も高い20メートル以上の城壁が続いています。
また壁面が折れ曲がっている部分の隅角部(ぐうかくぶ)は石垣が算木積みされた美しい曲線美になっていて扇の勾配とも呼ばれています。
いくつか城を見てきましたが確かにこの曲線はとても美しく、またテレビなどでも城の石垣を見たときにイメージする石垣にも近くとても見ごたえのある石垣だなって思います。
坂道と紅葉がマッチして見ごたえのある光景になっていますね。
景観のよかった坂も間もなく終わります。陽の光が差し込んでいていい感じですね。
三の丸
三の丸です。
三の丸は二の丸、本丸を鉢巻き状に取り巻く曲輪になっています。
三の丸からの景色です。
丸亀の街を見渡すことができる絶景となっています。
月見櫓跡です。
三の丸の隅にあり、展望台のようになっています。
月見櫓跡からの景色です。
三の丸の様子ですが右下の家屋は延寿閣別館です。
また三の丸に石垣工事中の看板がありましたが、この日も石垣工事がされていました。丸亀城の魅力ある石垣はこうして工事をしてくれているおかげで見ることができるんだなって思いました。
更に先に進みます。
二の丸です。
こちらは広場となっていて桜が植えられているようです。季節には満開の花をさかせてくれると思いますが、桜の季節の丸亀城も見てみたいですね。
二の丸広場の中心にある井戸で、日本一深い井戸と言われています。
トイレです。
天守
本丸広場です。
本丸には天守の他に隅櫓、渡櫓、土塀などがありました。現在はその礎石、排水路など一部が復元されています。
本丸広場からの景色です。
山頂にある本丸からの景色は見ごたえがあります。
天守です。
こちらは全国に現存する12の天守の一つで三重三階の造りとなっています。高さは15メートルほどで木造天守です。
天守の入館料は200円となっています。 尚、受付にお土産と100名城スタンプがあります。
また入り口の扉は若干重かったです。当時の扉もこのくらいの重さだったのかな?って思いながら扉を開けました。
天守1階の様子です。
当時の様子がどことなく残っているような天守ですね。
石落としと狭間がありました。
天守は燧梁(ひうちばり)となっています。
階段を登ります。
こちらの階段はかなり急となっていますね。
天守2階です。
こちらは太鼓壁となっています。
太鼓壁は長押の高さまで壁が厚く塗ってあり防御を固めてありますが、大手門も同じ工夫がされています。
大砲狭間もありました。
最上階へ向かいます。
天守最上階です。
天守からの景色です。
窓越しですが天守から街を眺めることができます。
玄関先御門
天守を出て残りの遺構を見ていきたいと思います。
ここは天守から石垣復旧PR館へ向かう際の道だったんですが、緑と石垣、また城と街が見渡せる雰囲気のいい景色となっていました。
野面積み石垣です。
こちらは山頂から降りて園内の外周部分にありました。
搦手門跡です。
復旧中の石垣です。
崩れてしまっていますが直すのが大変そうですね。
石垣です。
石垣復旧PR館です。
建物の中には展示物や丸亀城の模型もありました。またこちらではミニチュアの石垣を積む体験もできるようでした。
復旧のために並べられている石垣です。
外堀に鳥がいました。
たまに城さんぽをしているとこうして堀りに鳥がいることがありますが、ほっこりするのと同時に築城当時もこんな感じに鳥がいたのかな?なんて思ったりもします。 もしそうだとしたら当時の人たちと似た光景を見ているということで嬉しいですね。
丸亀市立資料館です。
郷土に関する資料が展示されています。
展示物や館内の様子です。この日は二階は閉鎖されていました。 またこちらにも100名城スタンプがありました。
番所・長屋です。
玄関先御門の西側にあり、ここで御門へ出入りする人を見張っていました。門の外側からは様子がわからない造りになっています。
玄関先御門です。
玄関先御門は御殿表門とも呼ばれる江戸時代初期に建てられた門です。お城の門としては珍しい薬鋳門形式で屋根越しに天守を見渡すこともできます。
100名城スタンプ
今回は丸亀城天守で100名城スタンプを押しました。
1.丸亀城天守2.丸亀城内観光案内所3.丸亀市立資料館に100名城スタンプが設置されてます。
【時間】 9:00~16:00
【料金】 200円
【休み】 ナシ
【場所】 香川県丸亀市一番丁
【アクセス】JR丸亀駅から徒歩10分
【電話番号】0877-24-8816(丸亀市商工観光課)
終わりに
ここまでが丸亀城城さんぽ編になります。
城さんぽ編として丸亀城をザッと見ていきましたが、丸亀城は現存する12の天守の一つがあり、やはり天守は見どころの一つになってくると思います。
そして丸亀城は石垣が有名な城ですが、扇の勾配とも呼ばれる曲線美の石垣はとても見ごたえがありました。また丸亀城は石垣の復旧に力を入れていることもよくわかり、そのことに城廻りをしている身としてはありがたみも感じました。
そして今回は丸亀城と合わせて金刀比羅宮や銭形砂絵や父母ヶ浜なども見てきたので、その際のレポートを周辺さんぽ編に載せています。よろしければ周辺さんぽ編も合わせて目を通してみてください!
丸亀城さんぽレポート
丸亀城紹介レポート